ねぇ、好きなんです【実況者】 (ページ39)

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今でも【aiku】ページ39

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aiku side

ﾘｰﾝ…ﾘｰﾝ…
結婚場の鐘の音が鳴り響く。

ｶﾞﾁｬ
扉の方へ視線が集まる。

そう、今日は我ら赤波高校元サッカー部マネージャー、Aの結婚式。

牧師｢愛を誓いますか？｣

と｢誓います｣

牧師｢誓いますか？｣

『誓います』

相手は僕らの時のモテ王子、赤咲智也(あかさきともや)。

Aも学校ではお姫様的な存在で、

お似合いカップル。

2人とも微笑みあっちゃって…

Aとは長い付き合い。
いえば、幼馴染みたいな感じ。

2人でたくさん遊んでたな…

今日は今までよりも、いや、世界中の誰よりも綺麗だよ。

よ｢ A、綺麗だな。｣

ア｢ …そうだね｣

君は俺らのお墨付きのマドンナ。

．

ー別会場ー

真っ白なウェディングドレスからピンク色のドレスに衣装を変えたらA。

ともさんと一つ一つのテーブルに挨拶しに行ってる。

ついに僕らのとこに、

『アイク！とりちゃん！』

よ｢まだとりちゃんって呼んでんのかよ！w ｣

ア｢あれ、いつからだっけw ｣

『あれは確かね、西崎高校との練習試合の時w 』

よ｢よく覚えてんなw ｣

懐かしいな、あれも、7年前。
そんだけ時が経ってるということ

ってか…後ろでともさんが嫉妬してるけどw

と｢ A、次行かなきゃ｣

『あ、そうだね、また、あと来るね』

よ｢来んなw ｣

『酷っw アイクはいいでしょ？』

ア｢はいはいw ｣

あの時、高校2年の時、
僕はAが好きだった。

…初恋かな？w

この愛は親愛なる君に捧げるよ。

よ｢やっぱ、綺麗だった｣

ア｢素直になりなよw ｣

よ｢っるせー｣

うん、今でも君は俺らのアイドルだ。
きっとみんな大好きだよ。

だから、幸せにならないと許さないよ？

幸せになってね、A。

『ねね、アイク！』

ア｢うわっ！びっくりしたw ｣

『ごめんごめんw 』

横からひょこっと表れたA。
びっくりするよw

ア｢どうしたの？w ｣

『あの、ね？』

ア｢ん？｣

『耳、、貸して？』

ア｢え？｣

『いいからっ！』

言う通りにAの方に耳を向けると
ひそひそ話みたいに耳元に手を当てて、

『＿＿＿＿＿＿だったよ』

ア｢っ！｣

『ふふっ、また後で』

…もう、ほんとに心をかき乱すんだから。

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《アイクの事ね？好きだったよ》

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嵐 / 愛を叫べ