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私 に は【aiku】 ページ33

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ピッピッピッ

規則正しく鳴り響く音。
その機械から繋がってる管を辿って1番先までいくと、目を頑丈に閉じたまま、眠っている男の人がいる

彼の名前は青空逢紅(Aozora Aiku)




______私の彼氏




彼は眠ったままかれこれ6ヶ月、
彼が目を閉じた日に咲いていた綺麗な紅葉も散り、木々はピンク色に染まっている。



『 逢紅…、綺麗な桜が咲いたよ、? 』



いつもは頷いてくれる君も、反応してくれない
なんでこうなっちゃったんだろうね、

逢紅はあの時、なんで私を守ったの?

私を守らず自分を守れば…



瓦礫の下敷きなんかに_______




『 守ってくれなくて良かったのに、、私が寂しいよ…? 』




そんなこと言ったって、彼はきっと、




「 君を守れたからいいの 」




って言うんでしょ?

もう、、そういう時だけ頑固。




『 …早く、その言い訳聞きたいから、目…覚ましてよ? 』




君が目を覚ますまで、いや、覚ましてもずっとそばにいるから、

“ いたいから ”


お願い…





『 私には逢紅が必要だよ… 』




そう言って、左手を握ってみると
握った手が微かに動く、




『 あ、いく…? 』



ア「 A…無事だったんだ… 」



『 よかった…グスッ…先生、呼んでくるね? 』




先生を呼ぶと、ここまで回復するなんてすごい回復力だ、なんて、

“ 愛の力は偉大ですね ”

なんて、茶化されて





『 もう、、逢紅、死 ぬかと思ったよ、、 』



ア「 僕は死 んでもよかったよ…? 」



『 な、んで? 』



ア「 Aを守ることが出来たから 」




ねぇ、そんな事言わないでよ、
やっぱり、私には




『 私には…逢紅が必要だよ…? 』



ア「 そんなの僕もAが必要 」





あなたが必要なの。





.






.








.






《 これからもこの先も貴方が居ないと嫌なの 》




.

ダ ー メ【バステン】→←狂 愛【死神】



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設定タグ:赤髪のとも , 実況者 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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クロノアさん推し - なんでええええ、、、、、orz (2021年1月29日 22時) (レス) id: 0ab15600a1 (このIDを非表示/違反報告)
紅桃戀(プロフ) - クロノアさんのやつめっちゃ切なくて泣きそうになりました… (2020年12月19日 10時) (レス) id: 468eefd495 (このIDを非表示/違反報告)
チャック(プロフ) - ぜひ、短編集お願いします!鈴花さんの短編集大好きです (2018年11月11日 19時) (レス) id: e5ea13c1b7 (このIDを非表示/違反報告)
チャック(プロフ) - 鈴花さん» リク消化、ありがとうございました!面白かったです (2018年9月30日 18時) (レス) id: e5ea13c1b7 (このIDを非表示/違反報告)
鈴花(プロフ) - チャックさん» ありがとうございますっ!りょーかいしました〜(o_ _)o (2018年9月29日 23時) (レス) id: c652034594 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴花 | 作成日時:2017年6月22日 22時

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