ねぇ、好きなんです【実況者】 (ページ24)

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世界【バステン】ページ24

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これはよくある普通の日。
いつも通りの1日のはずだった。

この焦った声がテレビから流れてくるまでは

｢｢本日地球は終わります。｣｣

『は…？』

そう、いきなりの死への誘い。
そんなこと急に言われたって知るかってなる。

とりあえずあの人へ電話しなきゃ。

もし、今日で終わりなら、。
会いたい。あっとかないと。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙｶﾞﾁｬ

『あ、あつおさん？』

バ｢A、さっきのNEWSみた？｣

『うん、だから、会いたくて。』

バ｢俺も会いたかった。行くから待ってて、｣

『分かった。』

テレビの声は慌ただしくて、
これからみんな家に帰るのかな、？

こんなことはじめて。そりゃ、今まであったらビックリしないんだろうけど、

この世はマンガの世界じゃないんだから

“ ヒーローが登場してこの世界を助けてくれる ”

なんてことある訳なく。

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

彼が来たことを示すチャイムがなり、急いで玄関へ行き、扉を開ける

ｶﾞﾁｬ

開けた瞬間、彼が抱きついてくる。
というか私も飛びつくように抱きついた。

あ、やっぱり怖かったんだと痛感させられる。

『あつおさん、、、』

バ｢今日は一緒に居よう、君だけは独りにさせない。｣

『ふふ、カッコイイセリフ。でも、嬉しい。』

いつもなら普通に過ごすはずの1日が無くなる。
あぁ、まだやりたいことたくさんあったのに、

死ぬのか、、

バ｢A、今更だけど、さ、｣

『ん？なに？』

バ｢俺と結婚してくれませんか？｣

『＿＿っ、おそいよっ、、、』

今までに我慢していた涙が溢れてくる。
止まってほしいけど止まらない。

無理だね。

『私でよければ、』

バ｢Aじゃないと嫌なんだ、｣

『何それ、、笑ありがとう。』

バ｢でも、遅すぎたか、笑｣

『みたい』

テレビにはカウントダウンがはじまる。
声は聞こえない。

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

と、機械音が聞こえるだけ、

画面には残り 30秒の言葉。

バ｢A、、｣

『ん？』

バ｢愛してる、これからもずーっと｣

『私も、ずーっと愛し続ける』

ﾁｭｯ

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これはよくある普通の日。
いつも通りの1日のはずだった。

あの焦った声がテレビから流れてくるまでは

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《どんな時も愛してる》

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MerryX'mas！
クリスマスは部活でした☆