きょうもへいわ

いち ページ1

今日も今日とて平和な日がやってきた。


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「mondo〜!あさだよ〜!」

カーテンを開け、寝ている彼に朝日を浴びさせる。

まあこんなことしても起きないのが私の彼氏なんですけども...

彼は、んん...っと唸りながら何かを探すように手探り始める。

かわいい、この仕草が赤ちゃんみたいで可愛くて愛おしい。

「....A、まだねる、いやだ」

と言い再度寝始めようとする彼。

甘やかしてしまいそうな気持ちを抑え、私ももう一度起こす。

「mondo、朝ごはん、朝ごはん食べなきゃ」

「んん...、」

普段は口が悪めでつんつんしているのに、この時間は本当に大きな赤ちゃんと変わらない。

「もう、先にご飯食べるからね!」

中々起きないため彼を後にし、先にルリとアラにご飯の準備をする。

アラは私の足元をすりすりし、にゃあと可愛い鳴き声をあげ
ルリは尻尾を振りながら「まだかまだか」と言うような眼差しでご飯を待っている。


朝からこんな幸せな空間でいいのか、と幸せを噛み締める。

「ルリ〜アラ〜、ごめんねおまたせ。君らのご主人様はまだ寝たい〜って」


ルリとアラの頭を撫でていると、のそのそと起きてきたmondo。

「あ、おはよう。やっと起きた。ご飯できてるよ」

「.....おれもあたま」

「え、?あたま?」


まだ寝ぼけているのかぽわぽわしている。

mondoは、「ん、」と頭を撫でてくれと言わんばかりに
頭をだしてくる。

か、かわいすぎる...配信ではあんなに口が悪くつんつんしているのに...!

「mondo、かわいいねぇ。よしよし」

「....かわいくない」

「可愛い」という言葉にむすっとしているがそれすらも可愛いので、
末期状態だと思う。


うーん、今日も平和で幸せだ。

にい→

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