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「あ、ビールもう無い」
「今日ペース早いね。コンビニ行く？」
「あー…」
裕翔は長財布を後ろポケットに突っ込み、上着を掴んだ。
「ちょっと買ってくるわ」
「あ、まって。一緒に行く。」
「いいよ、今いいとこでしょ」
テレビを指差して言った。ゾンビがわらわらと溢れかえる映画は後半に差し掛かっていて、最も盛り上がるであろう場面。
少し迷った後、一人になるのが嫌だと一緒にコンビニへ向かう事にした。
*
*
*
「あー、むり。もう眠い…。」
帰ってくるやいなや、酔いが回ったのか眠気が襲ってきた。
裕翔はまだ元気そうで、停止していた映画を再生しつつ買ってきた缶ビールをテーブルに並べた。
「ベッド行く？」
「ん…、裕翔は？」
「俺は最後まで観るよ」
「じゃあ…ここにいる。」
ソファに深く座り、だらしなく四肢を投げ出す。
半開きのまぶたの隙間から、ギリギリ映画をの内容を追う。
四面楚歌な状況に追い込まれた主人公たちが援軍の武器補充により窮地を脱する。
主人公が何か叫んでいるが、耳に届かなくなってきた。
「涼介、薄いのかけとく？」
「……ん？」
「何かかける？」
「んー、いいやぁ、寝ちゃう。」
「いや寝そうじゃん」
「…。」
「涼介？りょうすけさーん？」
寝ちゃうと言って眠った涼介。肌寒いのか、丸くなって眠るので、ソファの肘掛けに畳んでおいたブランケットをかけてやる。
「…」
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匿名 - 受験生がんばれ！ (2019年6月15日 15時) (
レス) id: 4ed895b44d (このIDを非表示/違反報告)
李弥(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます…！！頑張りますm(*_ _)m (2019年3月14日 11時) (レス) id: 8afa434797 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - ゆとやまの日常萌えます、、！！！応援してますので、更新頑張ってください！！！ (2019年3月14日 4時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李弥 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2019年3月12日 22時
