12話 ページ13
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『や"...や"っどお"わ"っだ...』
「だ、大丈夫か帰蝶ちゃん...」
『...まるで屍のようだ』
「やめよう！？」
あの地獄の書類整理が3日ほどかけてやっと終わりました。
いや、まじで死ぬかと思った。
『でも途中で見かけた綺麗なお花畑と流れる川はなんだったんだろう...』
「それ三途の川だよね！？生きてる！？
ねえ帰蝶ちゃん生きてる！？」
『大"丈夫...生きでまず...あ、骨は海に流してくださいね』
「死ぬ気満々じゃねえか！」
もう正直疲労のせいもあってか、立ってるのも結構辛い。
あ、やべえ視界がぐらついてきた。
『う"ぅ...』
「帰蝶ちゃん！」
あ、倒れる。
＿＿＿＿ドサッ
『...お...？』
「はあ〜...危なかった」
地面とこんにちはするなこれはと思っていたら、青キジさんがなんとか受け止めてくれたらしい。
助かったな〜なんて思っていると、青キジさんが顔を苦しげに歪ませた。
「...ごめんね」
『...なんで、謝ってるんですか？』
「...そこまで無理させてるなんて気づけなくて。
こんな、不甲斐ない上司ですまねぇ。」
『...ああ、なんだ。そんなこと』
「そんなことって...」
全く、本当にこの人は。
『...青キジさん、本当はサボってなんてないんでしょ』
「！？」
『私、なんとなくわかります。青キジさんがあんな遠くの島まで行く理由..』
「...」
『...海軍の目が届かない島まで、見に行ってるんでしょう？』
「！」
目の前の青キジさんは目を見開く。
『はは...なんだかんだいって、青キジさん優しいですよね。
そういうところがあるから、きっと青キジさんを慕う人達がいっぱいいるんですよ。』
「〜〜っ！」
どうしようもないくらいサボり癖があって、逃亡癖があって。
そして、どうしようもないくらいに優しい人。
だから私は＿＿
『私のはあなたが上司で...誇りに、思ってますよ』
「っ...！」
あれ、なんか青キジさん顔赤い？
風邪でも引いたか？一年中ヒエヒエしてるせいだよ、全く。
(アホだから気づかない。)
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M - コメント失礼します。続きが見たいので2のパスワードを教えて貰えないでしょうか？ (3月6日 16時) (
レス) @page50 id: dc8735656f (このIDを非表示/違反報告)
K - コメント失礼します！とても面白かったです！良ければ2のパスワード教えていただきたいです！ (12月22日 15時) (レス) @page50 id: 72cde9175f (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - コメント失礼します！作品とても面白かったです！良ければ2のパスワードを教えていただきたいです！ (11月25日 23時) (レス) id: bd3aa5ba98 (このIDを非表示/違反報告)
Luna8k01(プロフ) - パスワード知りたいです。 (11月22日 8時) (レス) id: e4d0dacaf3 (このIDを非表示/違反報告)
兎月 - 初コメ失礼します！作品すっごく面白かったです！もっと見たいので2のパスワード教えてもらってもいいですか？お願いします！ (7月8日 23時) (レス) @page50 id: 2134e8433d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいくじら
| 作成日時：2020年3月24日 13時
