【鬼滅の刃】継子を探していただけなのに【名探偵コナン】 (ページ6)

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5話ページ6

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『この子、絶対、継子にする』

「強調すんな。わかったから。」

『お館様に電話する。アイリッシュ手伝ってこの子継子にするの』

「わかったわかった。落ち着けとりあえず。」

『可愛い。元気になったらみんなに自慢しに行こうね』

「......キュラソーが要らん妬みを買うからやめとけ。」

『やだ。自慢する。』

目をキラキラとさせてキュラソーを可愛い可愛いと撫で続けるA。キュラソーはあまりの情報量の多さに目をぐるぐるとさせている。
聞かん嬢なAに、いやまじで...割とお前は厄介な感情を多方面から向けられているから辞めといてやれと遠い目をするアイリッシュ。俺も散々な目に遭った。まあしかし彼女は言い出したら聞かない節があるのでもう諦めている。

『あ、獪岳帰ってきた』

「おー...」

「.........アンタら何してんだ」

動かなくなったキュラソーの頬をつんつんと続きながら出迎えられてはそうなる。獪岳は漸く目ェ覚ましたのか...とキュラソーを見やる。若干耳を赤くさせて固まっている彼女を見て、ああまた俺の師範はたらし込んだなと遠い目をしたのであった。自分もたらし込まれた1人であるのに。

『獪岳、この子継子するの』

「またかよ。別にいいけど、アンタちゃんと諸々の手続きは済ませろよ。」

『わかった。』

何度目かの正直、彼女の拾い物にはもう慣れたもので。獪岳はもう反対する気力も無かった。アイリッシュはもう少し粘れよお前...仮にも元組織の人間だぞと白けた目をした。というより本人の了承を得てから話を進めろ。
獪岳はとりあえず...と。未だ固まっているキュラソーの前にしゃがみ込んで目の前で手を振る。

「おい、アンタちょっと帰ってこい。」

「っ」

「お、戻ってきたな。」

「あ、あなた...」

目をぱちぱちとさせるキュラソー。獪岳はまあそうなるわなと頷く。

「俺は獪岳。一応そこの馬鹿幼女の継子...弟子だ。」

『幼女...！？』

「継子...」

キュラソーはなにやら先程からAが連呼していた単語として記憶していたはいいものの、その言葉が指す意味がわからなかったもので、漸くここで納得した。そういうことかと。

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