鬼滅の刃に転生して救済して死んだら、バレー世界の人気キャラになっていた件について【鬼滅の刃×ハイキュー】

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＿＿＿＿＿ゴポッ...











自身の口から真っ赤な血が溢れ出るのを感じる。







ああ、私は此処で死ぬ。




















＿＿＿＿＿やっと、最愛と共に眠ることが出来る。

















「...っ」








鬼に化けていた片割れは、最期の最期に自我を取り戻した。

それは実に、私が彼の体に吸収され始めた時で。










「...っあ"っぐ...お、い、A、まだ、間に合う...っ」


『...っ』


「今すぐこの腕切り離して...っ、俺から離れろ！」






1度始まってしまえば止まらないのだろう。

己の体に吸収され続けている私を見て、焦ったような泣き出しそうな顔で私を突き放そうとする。








...だけどね、桐生。











『...っは、離れるも何も、最初から私は死ぬ(こうなる)覚悟でここまで来たんだ。
今更命が惜しいだなんて思っちゃいないさ...っ』


「！！...〜〜っ！馬鹿野郎、馬鹿野郎！！！」


『ああそうだっ、私はお前に似て大バカ野郎だ。なにせ唯一無二の血を分けた片割れだからな。』








そうだ、お前がどれ程の罪を重ねようと、人ならざるものへと変貌を遂げたとしても、私の片割れであるということは変わらないのだから。


























『＿＿＿＿地獄まで、共に付き合ってやるさ。』










お前の、為なら。




















(命さえ、惜しからんものよ。)

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