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『...あの後、いっぱい人来た。』
「まあサバナクローは結構あの一件で恨み買ってたからなあ...全員でかかっても圧勝だったし。」
近くにいたオクタヴィネルの2年生がそうボヤく。
「監督生、うちの寮長のオーバーブロットの時も割とキレてなかったか？」
「いやいや、誰でもあれはキレるだろ。」
ボヤくオクタヴィネル寮の2年生に、すかさずサバナクロー寮の虎の獣人が突っ込む。
その会話を耳に入れて監督生は再び回想の旅に出る。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
アズール「寄越しなさい...僕に全てを！！！」
『.........捌く。』
エース「待 っ て 。」
ビキビキと額に青筋を浮かべた監督生に、エースはすかさず待ったをかける。
いや、確かに監督生の怒りは充分理解が出来るのだ。そして元の発端の自分が止める資格すらないことも。
だがしかし、このまま好いている友人を人殺し...いやタコ殺し？にするわけにもいかなくて。
今にも目の前のオーバーブロット中の慈悲慈悲メガネに飛びかかって行きそうな監督生を必死に抑えていた。
レオナ「ちっ、あのタコ...この期に及んで往生際の悪ぃ...」
ラギー「流石に今回は見逃せないッスねぇ〜？
俺らにしちゃあ珍しく"正規の方法"で契約を果たしたのに。」
『......。』
"正規の方法"。
監督生らは、今回キチンと"契約の条件"を果たしたのだ。
出された条件通りにアトランティカ博物館から、写真を持ち出した。
そして約束の時間丁度ピッタリにアズールの元へ写真を届けたのだ。
ハーツラビュル寮の生徒達に協力を仰ぎ、双子の猛攻を交わしながらやっとの思いでアズールの元に写真を届けた。
...届けた、のだが。
アズール「......認めない...」
『は？』
アズール「認めないぞ、こんな、こんな...っ！！！僕はこんな負けは、認めない！！！！」
＿＿＿＿＿ブワッッ！！！！
黒紫色の煙が辺りに広がる。
広がる煙嵐の中、必死に目を凝らした監督生の瞳に映るは＿＿＿＿
『............』
＿＿＿アズール・アーシェングロットのオーバーブロット姿だった。
(三度目の正直)
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れな(プロフ) - 最高ですめちゃくちゃ好きです。終わりになってるけど良ければ更新していただけると嬉しいです！完結までついていかせてください (6月5日 6時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ(プロフ) - すごい好きです。神作ですね。更新頑張って下さい。応援してます。出来たらケイ監pink見たいなーとか思ってます…… (2022年8月29日 21時) (レス) @page18 id: 964413f5ab (このIDを非表示/違反報告)
神崎さんです。@群青隊(プロフ) - うひょ...久しぶりの更新ありがとうございます...朝からいいもん見たな... (2022年2月20日 6時) (レス) @page15 id: 3b267ff761 (このIDを非表示/違反報告)
りんゆ - 監督生ちゃん好きです…ドタイプ…続き楽しみにしてます〜！ (2021年5月18日 21時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
碧生(プロフ) - 監督生ちゃん…色々と凄い(悟り)主様のペースで更新頑張ってください！！ (2021年5月16日 20時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいくじら
| 作成日時：2020年10月27日 23時
