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ラギー「あ"...監督生、君...？」
『......喋っちゃ、だめ。』
ふわりと、監督生に助けられたラギーはボヤける視界になんとかその姿を映す。
呟くように、己の名を呼んだ彼に監督生は口を閉ざさせる。
そのまま意識が朦朧としているラギーをリリアに預け、くるりとオーバーブロット中のレオナに向き直る。
レオナ「草食動物風情が...！」
『...草、食べないし』
エース「いやそういうことじゃねぇだろうよ...？」
キュッと眉間にシワを寄せたまま呟く監督生に、冷静に突っ込むエース。
レオナはそんな彼らの余裕とも見える雰囲気に腹を立て、1層砂嵐が強くなる。
『...ジャリジャリするから、やめていただきたい。』
エース「いやだからお前呑気かっ！」
『...エース、右に2歩避けて』
エース「えっ！？ってうわ！！」
エースが監督生の言う通り動くと、元いた場所に瓦礫が吹っ飛んできた。
エース「いやお前すげぇよ！どうやって攻撃読んだんだ？」
『読んでないし、ボケっとしてるから後ろから瓦礫飛んできてる』
エース「うわぁあぁまじだ！！」
監督生は若干遠い目をしながら周りに的確に指示を出していく。
レオナ「ぐっ...あああぁ...っ！！」
『......』
苦しげなレオナの唸り声。
監督生はジッとオーバーブロット最中のレオナの姿を見つめる。
レオナ「何故だ...っ何故、くそ...っ俺は...！」
『...』
泣き出しそうな、迷子のような顔で。砂嵐の中、頭を庇いながら苦しむレオナを見つめる。
『...エース』
エース「なに！？」
『風魔法で、少し飛ばしてほしい。』
エース「はあ！？
おま、まさかオーバーブロット中のレオナ先輩のところまで行こうなんて考えてんじゃないだろうな！？」
『うん。』
さすがエース、大正解だ。
(荒野の反逆者)
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れな(プロフ) - 最高ですめちゃくちゃ好きです。終わりになってるけど良ければ更新していただけると嬉しいです！完結までついていかせてください (6月5日 6時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ(プロフ) - すごい好きです。神作ですね。更新頑張って下さい。応援してます。出来たらケイ監pink見たいなーとか思ってます…… (2022年8月29日 21時) (レス) @page18 id: 964413f5ab (このIDを非表示/違反報告)
神崎さんです。@群青隊(プロフ) - うひょ...久しぶりの更新ありがとうございます...朝からいいもん見たな... (2022年2月20日 6時) (レス) @page15 id: 3b267ff761 (このIDを非表示/違反報告)
りんゆ - 監督生ちゃん好きです…ドタイプ…続き楽しみにしてます〜！ (2021年5月18日 21時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
碧生(プロフ) - 監督生ちゃん…色々と凄い(悟り)主様のペースで更新頑張ってください！！ (2021年5月16日 20時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいくじら
| 作成日時：2020年10月27日 23時
