椿と葵 (ページ1)

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少しお話。ページ1

黒木side
初めまして皆さん
雲龍の幹部努めさせてもらってる。黒木です。
今日，6月8日……
雲龍の会長雲龍龍次郎の孫であり
雲龍の頭雲龍龍秋の息子。
只今，御誕生なさりました。
幹部皆下っ端共々喜んだ，しかし喜ぶのも
束の間我ら雲龍が敵対している,
「獅子矢」の会長獅子矢恭三郎の孫であり
頭獅子矢恭二の息子が同じ時にて誕生。
怒りを露にした，恭三郎は
「雲龍」の正妻である「麗子」撃ち殺した。
しかし，子供の親は出産した後亡くなっていた。
子供の親は,正妻ではなく愛人であった。
それを知った「獅子矢」の正妻「葉子」は
酷く悲んだ
葬式は，盛大に行われ「獅子矢」の子供の
話題は掻き消され、「獅子矢」の正妻「葉子」は
「麗子」が好きな花を葬式にて送った。
それから，5年後……
「獅子矢」の子供は，獅子矢の名のもとに
常に祖父恭三郎の後を良くついていた。

「雲龍」の子供は，新しい母「美香子」と共に
平凡な暮らしをしていた。

そんなある日、「獅子矢」から「美香子」に
電話が入る。
「獅子矢」と「雲龍」が結託を結んだ。と……

何故，「葉子」は敵対している「麗子」に花を？
一体，「美香子」とは何者なのか？
何故，また「結託」？

お楽しみください。