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6話 ページ8

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あれから少し、スネイプがしのぶに対して心を開いたように感じる。








「ねえ、2人はどの寮に入りたい?」






リリーがワクワクしたように問うてくる。

しのぶは特にここに入りたいといった寮は無いので、「私は特にこれといった希望は。」と答えた。


スネイプはそんなしのぶに、「それならスリザリンがいい」と言う。






「スリザリンは優秀な魔法使いを数多く出している。
僕は入るならスリザリンがいい...。」


『そうなんですね。しっかりと自分の意志を持っていることはいい事だと思いま...』




















「おいおい聞いたかよパットフット!そこの根暗君、スリザリンなんかに入りたいらしいぜ!」





















『...。』







突如遮られた会話。

しのぶは笑顔のまま声のした方へと視線を向ける。












「げえっまじかよ。あんな陰湿根暗寮のどこがいいんだか。
あっ、でも"根暗君"ならピッタリかもな!」


「シリウス、やめなよ...」


「そ、そうだよぉ...」







そこには4人、黒いローブを纏った少年達が立っていた。







「ちょっと、いきなりなんなのよ貴方達!」





リリーが怒った声を上げる。

そんな彼女に、一番乗りで乗り込んできたメガネの少年は肩を竦め彼女の前に跪く。





「ああ、麗しいレディ!どうか今の無礼はこの花に免じて見逃してはくれないかい?」





ポンっと、そんな質素な音を立てて彼の手元には1輪の花が現れる。

魔法を使ったのだろう。







「僕の名はジェームズ・ポッター。君の名前を伺っても?」


「教えるわけないじゃない。」


「リリー・エバンズと言うのだね!可憐な君にピッタリの名前だ!」


「私の話を聞いていらして?!
それにどうして私の名前を知っているのよ!」


「ノンノン、それは愛の力というものさ。」






清々しいほどの一方通行なやり取りに、しのぶはうわぁ...と内心ドン引いた。














(悪戯仕掛け人登場)

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ワサビって美味しいよね - ハリポタの二次創作って興味なかったからこれまで触れてこなかったけどでもこの作品に触れて他のも面白そうだなって感じた!意識の変化を促すような作品作ってくれてありがとうございました! (3月21日 15時) (レス) @page22 id: 98e195d485 (このIDを非表示/違反報告)
ああや - 鬼滅の刃、ハリー・ポッターどっちも大好きです!!私、時透無一郎好きなので、無一郎の成り代わり✕ハリー・ポッターも作ってほしいです!♡ (7月29日 16時) (レス) @page2 id: b434511ad8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し84222号(プロフ) - うわぁ、、見事にアタスの心を射抜かれました、、、続きってありますかね?あったら嬉しいです! (7月27日 11時) (レス) @page22 id: 47495115b9 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - すっごい続きが気になります! (2023年3月10日 19時) (レス) @page21 id: ba2b3def77 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 続きが気になる… (2023年2月15日 19時) (レス) id: 01548bf821 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おいしいくじら | 作成日時:2020年10月26日 5時

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