20話 ページ22
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リリーとスネイプとシノブ、異色の他寮同士の3人組はすっかり有名になっていた。
入学から一週間、彼女達は朝昼晩と共に食事を取り、授業が被れば共に移動し、放課後は図書館で勉強したり、大広間で楽しげに話していたりと。
「そういえばシノブ、貴方次の授業はセブと一緒じゃない？」
『ええ。魔法薬学でしたよね。』
「ああ。もうそろそろ移動し始めた方がいい。」
『そうですか。ではリリー、私たちはここで。またお昼に。』
「ええ、また！」
しのぶとスネイプは立ち上がり、忘れ物が無いか確認をして、教室へと向かっていった。
リリーはそんな2人を見送り、自身も次の授業の教室へと向かっていく。
そんな彼女らの姿を物陰から羨ましそうに見つめる丸眼鏡が1人。
「くっ...！なんでだエバンズ！なんであんな根暗なスニベリーと一緒にいるんだ...！」
「ジェームズ、またそんなことばっか言ってるとコチョウに泣かされるよ？」
「僕は泣かされてなんかない！！」
ギャンっと言い返すジェームズだが、言葉とは裏腹に頭の中ではシノブの汽車の中の凍てつく視線を思い出しては震え上がっているのであった。
『(ふふ、相変わらず騒がしいですね。)』
「(うるさいって顔だ...)」
勿論丸聞こえである。
.
「...驚いた。」
『何がです？』
「君、薬の調合の経験があるのか？」
『...』
「あまりにも手馴れている。」
『あらあら、ふふ。よくわかりましたね。』
スネイプの言葉にしのぶは思わずカラカラと笑う。素晴らしい洞察力だと。
『ええ、スネイプさんの言う通り薬の調合は経験がありますよ。』
「！やっぱり」
『だから他の人よりちょこっと得意なんです。』
「そうか。どうりで手際が良いわけだ。」
『ふふ、ありがとうございます。』
スネイプはその歳で学校以外で薬の調合をする機会なんてあるのか？なんて考えながらクルクルと大鍋を回していた。
続く (更新停止中)
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ワサビって美味しいよね - ハリポタの二次創作って興味なかったからこれまで触れてこなかったけどでもこの作品に触れて他のも面白そうだなって感じた！意識の変化を促すような作品作ってくれてありがとうございました！ (3月21日 15時) (
レス) @page22 id: 98e195d485 (このIDを非表示/違反報告)
ああや - 鬼滅の刃、ハリー・ポッターどっちも大好きです!!私、時透無一郎好きなので、無一郎の成り代わり✕ハリー・ポッターも作ってほしいです!♡ (7月29日 16時) (レス) @page2 id: b434511ad8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し84222号(プロフ) - うわぁ、、見事にアタスの心を射抜かれました、、、続きってありますかね？あったら嬉しいです！ (7月27日 11時) (レス) @page22 id: 47495115b9 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - すっごい続きが気になります！ (2023年3月10日 19時) (レス) @page21 id: ba2b3def77 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 続きが気になる… (2023年2月15日 19時) (レス) id: 01548bf821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいくじら
| 作成日時：2020年10月26日 5時
