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「帰ってきたの？」
『ううん、お仕事のお休みを頂いたから会いに来たのよ。だから…また行かないといけないの』
「…そっか」
感動の再会を果たした私達は
あの後5分は抱き合っていたわ
マリーに声をかけられて正気に戻ったけれど
そうでなかったら今もしていたわね
あの頃とは体つきが違くなった気がする
あの痩せていて抱くと硬さが目立っていた
ロボロの身体は
ほんのりついた脂肪と野外で走り回った
おかげか筋肉もついていた
これはもう抱っこは厳しいかもしれないわ
とにかく、顔を見れてよかった
次に会うのは、作戦の後
トントンさんが誘拐してきてくれた後ね
『ロボロ、私の知り合いを紹介したいの』
「知り合い？」
『えぇ、きっとあなたを守ってくれるわ』
「…？」
ーーーーーーーーーーーーーー
「…お、帰ってきたか」
『お待たせしてしまったかしら』
「お姉ちゃん…この人は…？」
『私の"元"パートナーよ』
「えっ…婚約者の？！」
『それは違う人ね』
そういえば、鬱くん達は元気かしら
そろそろ卒業してきてもおかしくないわ
特にひとらんさんはね
『ほら、自己紹介して？』
「あっ…ロボロ・エヴァンズと申します。お見知りおき下さい」
『ロボロ…偉いわ、丁寧な言葉も上手ね』
「いいお手本がいるからね」
はて、マリーのことかしら…？
まぁそれはいいとして、貴族として成長して
どんどんこの子自身に箔がついているわね
貴族としての地位を奪うのは少し勿体ない
「ご丁寧にどうも、私はトントンと申します。訳あって家名は言えませんが、ご容赦ください」
『あら、そういえば私も知らないわね』
「…それで、この人をお…僕に紹介って、どうして？」
『あぁ…そうね、訳を話すわ』
正直に言わない方がいいかしら…
いや、ロボロももう子供じゃないのよ
納得させて連れてきた方がいいに決まってる
『…ロボロ、エヴァンズの名前を捨てる気はあるかしら』
「……え？」
『私にはあるわ、というかもうほぼ無いようなものよ。私は貴族を捨て、騎士になるわ』
「それは…お姉ちゃんが決めたこと？」
『そうよ、お父様への私なりの反抗』
「……俺も貴族じゃなくなるの？」
『その地位を捨てたくないと言うならば、無理にとは言わないわ。けれど、このままだとロボロは好きでもない人と結婚しなくちゃいけないの』
嫁に行くと行って家を出た
私が言う言葉じゃないわね
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らむね@プリ小説もやってるよ！(プロフ) - コメント失礼します！最初から一気見をしてあっという間に時間が経ってしまいましたwゆっくりでいいのでこの後の更新も気長に待ってます (11月8日 11時) (
レス) @page22 id: 81e25a727e (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる飴飴 - とても面白くて、最初から一気見してしまいましたwww更新楽しみにしています。 (2022年4月29日 21時) (レス) @page22 id: 8c48bd4d9d (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - コメント失礼します！ハマって最初から読ませていただきました！とっても面白くて、これからの展開が楽しみです！次の更新楽しみにしてますね(*´꒳`*) (2022年2月19日 20時) (レス) @page19 id: 7aebf15c07 (このIDを非表示/違反報告)
まっち売りの少女(プロフ) - コメント失礼します！更新お疲れ様です！ずっと待ってました！ゆっくりでいいので更新続けて貰えると嬉しいです´`* (2021年10月11日 0時) (レス) id: 69c159beb8 (このIDを非表示/違反報告)
蝶花 - 更新待ってます！ (2020年12月26日 20時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2020年7月9日 2時
