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面接終わりました(^^)
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『…私を引き入れるのは決定事項なようだけど、条件くらいは付けても構わないでしょう？まさか、それすらダメなんて言わないわよね？自信があるんでしょう？』
「もちろん」
『……今は戦争をせずに兵の育成…ね。その指揮は私が取らせてもらうわ、いいわね？』
「元よりあなたには兵の指導に当たってもらう手筈だ」
『それから…戦争の解禁は私の許可を得ること、っていうのは？』
「おいAそれは…」
「トントン」
「っ……けど…」
困るでしょう、当たり前だわ
戦争を嫌う私が、戦争の許可を出すなんて
そんなのいつの話になるか分からないもの
誰一人死なずに無血開城できるなら
その時は許可を出すかもしれないが
万が一にもありえない
この条件を飲めば事実上彼は効力を失う
私に何かしらの刺客を送り付けるかも
反逆罪やらなんやら適当にでっち上げて
地下牢にでも放り込むかも
彼が今この瞬間
私の条件を飲むか
破棄するか
飲んだあとそれを守りきれるか
私を消しに来るか
それが賭けってことなんだよね
『さぁ、どうするの？未熟な国王さん』
「……分かった、その条件を飲もう」
「正気かグルッペン、ええんか…？こんなことでお前の夢を終わらせても」
「彼女はまだ素を出していない」
「は？」
彼の鋭い眼光が私を睨むように見ている
エゴの塊のようなこの私を
本物の私ではないと
目の前の彼はそう言っているのだ
「…どういうことや」
「いつかこの人自身が答えてくれる。今は彼女の手のひらで踊らされるのも悪くないと思うが…どうだ？トントン」
「どうって…」
『……いいじゃないトントンさん、私もその答えに文句はない。戦争は私が状況を見て判断を下すわ、それまでは他国との関わりは一切遮断して、兵を集めることだけに尽力もらう…それでいいわね？グルッペンくん』
「あぁ」
本当は、まだ何も許せてないのよ
トントンさんが私を騙していたことも
グルッペンくんが戦争好きなのも
認められてない
認めきれない
それでも私の言葉の矛盾に
グルッペンくんは気づいている
気づいたから、彼は無謀な条件を飲んだ
私が、いつか戦争の許しを出すと
先を見通して
へぇ…賭け事って結構面白いのね
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らむね@プリ小説もやってるよ！(プロフ) - コメント失礼します！最初から一気見をしてあっという間に時間が経ってしまいましたwゆっくりでいいのでこの後の更新も気長に待ってます (11月8日 11時) (
レス) @page22 id: 81e25a727e (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる飴飴 - とても面白くて、最初から一気見してしまいましたwww更新楽しみにしています。 (2022年4月29日 21時) (レス) @page22 id: 8c48bd4d9d (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - コメント失礼します！ハマって最初から読ませていただきました！とっても面白くて、これからの展開が楽しみです！次の更新楽しみにしてますね(*´꒳`*) (2022年2月19日 20時) (レス) @page19 id: 7aebf15c07 (このIDを非表示/違反報告)
まっち売りの少女(プロフ) - コメント失礼します！更新お疲れ様です！ずっと待ってました！ゆっくりでいいので更新続けて貰えると嬉しいです´`* (2021年10月11日 0時) (レス) id: 69c159beb8 (このIDを非表示/違反報告)
蝶花 - 更新待ってます！ (2020年12月26日 20時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2020年7月9日 2時
