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「おい」
誰のか分からない
俺を呼ぶ声に重い瞼を開けた
『なんや…ロボロか』
rb「腹減った」
こいつよく俺の寝室に辿り着けたな
偉そうに頬を叩きやがって…
地味に痛い
『飯って普通のでいいの？食べちゃいけないのとかある？』
rb「俺ら人間やで、そんなもんないわ。あ、けどゾムはトマト苦手だし、パプリカも…」
『好き嫌いは聞いてません』
てかゾムってどいつ？
寝ぼけた目を擦りながら
リビングへ行くと
既に知っているメンバーと
そうでない奴らが一斉に俺を見た
ut「あ、起きたんや」
syp「遅すぎます、もう12時ですよ」
鬱とショッピが俺に突っかかると
それを不安そうに見つめる奴らが
慌てだした
？「そんな言い方したらあかんて…」
コソッと鬱に耳打ちした
金髪の少年(？)
まぁ聞こえてますけどね
『なんや、お前名前は？』
？「うえっ？…こ、コネシマ…」
『コネシマかぁ、よろしく』
こいつも警戒心高そうだなぁ
もっとゆるゆるの奴おらんの？
いや、ゆるすぎてもあかんけど
『お前ら寝てたから名前知らんねん、教えてくれ』
？「…エーミールです」
？「シャオロン…」
？「ゾムや」
『お前がゾムかぁ、トマト食べなさいね』
仕方ないな
こいつらの飯にトマト入れたるか←
『すまんな、腹減っとるやろ。買ってくるから待っとってな』
rb「え、あるもんでええよ」
『え…エナジードリンクしかない』
rb「………」
あっ、お菓子もちょっとあるで
そう言うとさらにロボロが苦い顔をした
いや、紙っぺらで見えないけど
雰囲気が引いてた
tn「あんたいつか死ぬで」
『えぇーこれでも健康体やのに…』
ut「それは絶対ないな」
syp「ないですね」
なんで俺説教されとんの…？
まぁええわ、ささっと行ってくるか
rb「…心配やから俺ついて行ったるわ」
gr「そうだな、まともなもの買ってくるように見張ってくれ」
rb「任せろ」
『いやいや、いらんよそんなの。俺はお前らいじめるつもりないんやから、そんな警戒しなくても…』
rb「ちゃうわ、栄養あるもの買わせるためについてくんや」
そう言って
頭を撫でられ怯えていたロボロが
自分から俺の指を握った
『ロボロ…』
rb「ちゃんと食わな、人間は死んでしまうんやで」
kn「…せやで、ゾムを見習って沢山食べなあかんわ」
『ゾムお前どんだけ食べんねん…』
よう分からんけど
とりあえず食費が弾むってことだけは
分かったわ
.
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雪見大福(プロフ) - 泣きながら読みました！これからも無理せず頑張ってください！ (2021年3月19日 23時) (
レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - トマトジュースさん» ありがとうございます！！やっとですね…(号泣)頑張って更新させていただきます！ (2019年10月2日 11時) (レス) id: 215c832e11 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - 救出おめでとう(号泣)トン氏がついに心を開くのか……？あとなシッマ…察しちゃダメだ……。察した私も悪いが。えー、これからもですね、はい、更新頑張ってください。無理せず更新おねがいします。 (2019年10月2日 6時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！ (2019年8月7日 12時) (レス) id: e46d68e377 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - めっちゃすきです！！続き楽しみにしてます！！！ (2019年8月6日 19時) (レス) id: a91baceb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2019年4月7日 11時
