同期にファーストキス奪われました。【五条悟】

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｢はよー。二日酔いは平気か？｣



乱れた服や髪を整えて教室に行くと硝子と夏油がすでにきていた。



『うん、平気。』


｢首筋の赤み、どうしたんだい？｣



夏油にそう言われて常に持っている手鏡で首筋を見ると確かに赤くなっていた。



｢お前ら揃いも揃って早いな。｣


『五条、これ何？』


｢あーそれ昨日つけたキスマ。｣



教室の扉を開けて入ってきた五条に聞くととんでもない答えが返ってくる。



｢悟、まさか手を出したのかい？｣


｢最後までやってねーよ。｣



頭をガシガシとかきながら尋ねてきた傑に対して｢ちゃんと我慢して偉いだろ｣と言いたげな表情を見せた。



｢お前、いくらAが好きだからってそれは無いぞ。｣


『...接触禁止にしようかな。』


｢ごめんなさい。それだけは勘弁して。｣


『じゃあ私ら3人に高い焼肉奢りね。』




咎める硝子に乗って脅しをかけると焼肉GETだぜ！(サ〇シボイス)



｢悟、ちゃんと付き合うまで欲の発散はそういう相手とするんだ。｣


『そういう相手？』



夏油の呆れた説教について少し追求する。
体関係の女性がいるってこと？



｢五条をナンパしてきた可愛い女をそのまま食うんだよ。｣



硝子が気持ち悪い、といいながらたばこをふかす。



｢でも傑だってそうだろ？しょっちゅう食い漁ってるじゃねぇか。｣


｢じゃあなんでお前らはAのパンチラに興奮してるんだよ...｣



｢時間なくて溜まってるときに見ると効くんだよ。｣




こいつら末期だわ。

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