同期にファーストキス奪われました。【五条悟】

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Aside



普段とは違う寝心地に違和感を覚えて重い瞼をあけると、そこは私の部屋じゃなかった。


『そういえば昨日みんなでお酒飲んで...』


やばい、そのあとの記憶が無い。
服装を見ると少しはだけている。

もしかして私食われた...？



｢あ、起きた？｣


『五条のド変態！！！！』



歯ブラシを咥えたまま姿を現した五条に向かって制服のジャケットを思い切り投げつけた。



｢危ねーな！！ヤってねぇよ！！｣


『ほんとに？ほんとに何もしてない？』



投げつけたジャケットを無限で五条が防ぐと彼はヤッてないと言った。

怪しいから一応もう1回聞いとこ。



｢...ちょっと手出した。｣


『やっぱりド変態じゃん！！』




私はただの同期にファーストキスもセカンドも奪われて挙句に初めても奪われそうになったのか。

いやそれ最早同期じゃないのでは？という考えがよぎるが考えたくないので無心で横にあった水をゴクゴクと飲み干した。




『五条は反省するまで私に抱きついたりキスしたりするのは禁止ね。』


｢それはやりすぎだろ！｣


『接触禁止じゃないだけ感謝しなさい。』




ガーンと音でもつきそうなほどショックを受けているが反省するまで当分わがままを聞いてあげない。


せいぜい反省するがいい！

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