同期にファーストキス奪われました。【五条悟】

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とりあえず起こさないように抱き上げてベッドに寝かすとさっきまで少ししか見えなかった顔が今や全部見えるようになった。


あー襲いてー。


心の中はそれだけ。
五条家の人が見たら泣くだろうな。どうでもいいけど。



『んッ』



好奇心で首筋や頬を手でスリスリとすると、擽ったいのか少し身を捩った。



｢ボタン閉まってたら息苦しいよな。｣



自分に言い訳をしながらAの服のボタンをプチ、と外していく。

第3まで開けたときに少し我に返って手を止めるが思考回路は止まらない。



『んぅ...』



少し汗ばんだ鎖骨を先程のように撫でると同じように身を捩った。




｢いくらなんでも可愛すぎんだろ。｣



だがそれ以上手を出すと止められなくなることを俺はよく知っている。



｢あ、いいこと思いついた。｣



俺はこれで最後、と思いAの首筋に口付けて強く吸った。

離してみると内出血で赤くなってキスマの出来上がり。


我慢した俺偉い。

少し手は出したがこれ以上近くにいたら明日殴られることが予想出来たので、普段ならありえないがソファにぼすんと身を預けた。




｢おやすみA。｣

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