VS 白鳥沢 2 ページ43
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溝口「だから、あいつらはAの期待に応えたいんじゃねーんかなって。
マネの仕事を一生懸命頑張ってくれて、
的確な対策まで考えてやってくれて、
その指示も、お前らなら出来んだろみたいな顔平気でしやがるし。」
「……そんな顔してません。」
溝口「照れんなよ?w」
「照れてないです。」
だって、皆なら出来ると思ってるもん。
出来ないようなことはそれほどの事がないと言わないけど、皆ならやってくれるって思っちゃうんだもん。
溝口「まぁ要するに、あいつらはAの事を重荷とかには絶対思ってないし、
口では言わないが、Aからの熱い信頼に応えたくて、応えられなかったらって、失敗すんのが怖くて、焦ってんだよ。」
焦ってる……の?
溝口「もちろんお前は仮にもマネージャーだから、サポートはビシバシやってもらうけど?
だが、お前がマネージャーってこと以前に、俺たちにとっては仲間だって事が俺は言いてぇの。」
「っ、…!」
仲間…、
ほんとに……?ほんとにみんなそうな風に思ってくれてるの?
「そんなの、勘違いしちゃうじゃないですか…」
溝口「あほか。させてんだよ。」
……
じゃあ、……
いいの…?
「皆のことおっきい声で応援しても…いいの?」
溝口「逆にダメとか言うわけねぇだろ。」
「男目当てとか…、言われたりしない……?」
溝口「あ…?…しねぇよ。(…なるほどな。)」
なら、
スーーッ!
「前っ!!!」
「「「「「っ…!!!」」」」」
私の声は、体育館中に響いた。
圧倒的な点差に、追い詰められた皆の視界がどんどん狭くなって、諦めに近い形になっている。
前のボール、!牛島さんの意地悪なフェイント!
「渡っ!!!取れるっ!!!諦めないでっ!!!」
渡「っ…!!!!くっ、!」
その時、渡の綺麗な手の甲が、ボールと床の間に入った。
「及川さんっ!!レフトブロックガラ空き!!!」
及川「…、!」
岩泉「!!、及川っ!!」
及川「!…岩ちゃんっ!!」
天童「どんな速攻で来ようが、上げる人バレちゃ、意味ないでしょ〜」
鷲匠「……」
ドンッ!
トントン、トン…
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ナギ(プロフ) - 夢主ちゃんの父と繋心くんが学生時代の友達なら年齢設定おかしくないですか?確か繋心くん26歳ですよ (10月28日 20時) (レス) @page2 id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
あっびー - 夢主ちゃんと岩ちゃんのからみが尊い…(泣) (7月2日 18時) (レス) @page25 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - すき…… (6月18日 10時) (レス) @page50 id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高すぎませんか、、好きが溢れてます、、良ければですがもっと西谷田中との絡み見たいし、烏野のマネとかしてほしいです!更新楽しみにしてます!完結までついていかせてください! (6月9日 17時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
忍者しか勝たん - 最高でした。これからも応援してます (6月6日 13時) (レス) @page35 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゴンザエモン。 x他1人 | 作成日時:2023年5月29日 19時