VS 白鳥沢 ページ42
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天童「ふーん?いいじゃんあの子。
若利くんはどう思う〜?」
牛島「……どんな奴なのか、気になる。
だが、相手がどうだろうと負けたくない。」
天童「っ!?
ひょえ〜!!珍しー!!若利くんにそんな事言わせるなんて、何か気になるじゃん!?」
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ピーーーッ!!!
そして、今度は白鳥沢との練習試合が始まった。
全国三本指って相当だよね〜とか呑気に思ってたらその倍すごくてびびってる。
青城の皆も、やはり手小都っている。
溝口「あいつら、ああ見えて、意外と余裕ねぇんだ。」
「えっ?」
コートの中の試合を見ていると、突然溝口先生がそう言った。
「あいつらって…?」
溝口「及川たちだよ
特に3年なんか、普段一丁前に格好つけてる癖に、最近の試合では余裕がねぇのが見てわかる。」
「余裕……」
そう言われ、視線をコートに戻す。
「確かに、顔が…皆……」
でも、言われてみれば……っていう程度で、それに気付けるコーチは皆のことちゃんと見てるんだなぁ。
溝口「あいつらにはわざと言ってないんだけどな?」
コーチは悪戯な顔で笑った。
「?なんで言わないんですか…?」
溝口「それは、俺はお前に気付いて欲しいから。」
それってどう言う…?
じゃあ気付けなかった自分って、ダメダメなのでは…?
「やっぱり私、まだまだです、…よね〜…
皆の力になりたかったんですけど、ちょっと出しゃばりすぎました。
皆の重荷になっちゃってたりしますか…?」
ペシッ、
「あだっ、!」
溝口「ばーか。ちげーよ。」
何故かおでこをデコピンされた。
普通に痛い((
溝口「そういう事じゃねぇーの!
あいつらは、お前が思ってる以上にAが好きなんだよ。
あ、恋愛的な意味じゃなくてだぞ?そこは知らんけど。」
「好き……?」
失礼かもしれないけど、なんでその思考にたどり着くのかが全く分からない。
溝口「俺らから見ても、お前はハイスペックだ!」
「……急にテンション高くないですか。」
溝口「そんな冷たくすんなよ。」
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ナギ(プロフ) - 夢主ちゃんの父と繋心くんが学生時代の友達なら年齢設定おかしくないですか?確か繋心くん26歳ですよ (10月28日 20時) (レス) @page2 id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
あっびー - 夢主ちゃんと岩ちゃんのからみが尊い…(泣) (7月2日 18時) (レス) @page25 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - すき…… (6月18日 10時) (レス) @page50 id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高すぎませんか、、好きが溢れてます、、良ければですがもっと西谷田中との絡み見たいし、烏野のマネとかしてほしいです!更新楽しみにしてます!完結までついていかせてください! (6月9日 17時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
忍者しか勝たん - 最高でした。これからも応援してます (6月6日 13時) (レス) @page35 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゴンザエモン。 x他1人 | 作成日時:2023年5月29日 19時