: 苦くて甘い午前の午後 (ページ6)

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｢Aー、ちょっと来てくれー｣

なんだろう、、

｢今行きまーす｣

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｢A、お前重岡の教育係してたよな？｣

｢はい、してましたけど｣

｢今回重岡がTRWとの制作チームに入ったのはAも知ってると思うが、正直まだアイツだけじゃ不安なんだよ。
別に悪く言ってるわけじゃないけどな？｣

｢そうですね、それは私も思います｣

初めて体験することが多い重岡にはこの企画は少々荷が重すぎる。

それも違う会社と合同だなんて…

いくら何でも一人じゃ無理だ。

｢しかもこの企画は結構重要な案件だったりするわけ。だから、Aもこのチームに入って重岡を支えてやってほしい。いいな？｣

まぁ…最初っからそのつもりで重岡を選んだんだろうけど。

｢分かりました｣

私はチームに加わることを引き受けた。

｢あ、あと────────

｢…は！？｣

その言葉の続きは、私が予想していたものとは180°全く違うものだった。

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｢Aが入ったの教育係だったからってだけじゃなくて、あの社長からの指名ってのもあるから重岡助けるのも大事だが、Aも頑張れよ。｣

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良くも悪くも評価してもらえたら嬉しいです！