revenge【tkrv】

revenge 37 ページ38

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千堂「辞めろよ！！本当にどうした！？」

「私、応援してるから！絶対なってね！」

千堂「あっ、あぁ…。」


「約束だからね？それで一発目の客は私！」

千堂「ハイハイ。」


アッくんを助ける為にもドラケン君を死なすわけにはいかない！！

アッくんに降ろしてもらい、全力疾走でマイキー君の元へ向かう。

(アッくんは巻き込めないから！)



アッくんを助けたい！
ドラケン君を助けたい！
ヒナを助けたい！


私が愛美愛主との抗争を止めないと！！




「マイキー君！！」


「愛美愛主との抗争、辞めませんか？」

佐野「…は？」

「この抗争は、根拠は言えないですけど誰かが裏で糸を引いてるんです。」



グッ

「！？」

突然誰かに首根っこを掴まれ、後ろに引っ張られ投げ出される。


「痛っ！」

林「テメェ、巫山戯てんじゃねぇぞ？なぁ？パーちん。」

林田「消えろ。これ以上喋ったら殺す。」


聞いてくれない。
そりゃそうだよね。
親友がボコボコにされて、親友の彼女も酷い目に遭って…。

今すぐぶっ飛ばしたいよね。


でも！！

「愛美愛主と抗争は駄目です…。
東卍(トーマン)は嵌められてるんです。」



ググッ…

「うぅ…。」

パーちん君に胸ぐらを掴まれる。

(力が強い…。)



林田「抗争は駄目！？根拠は言えねぇ！？」

林田「じゃあ、誰が俺の親友ボコッたんだよ！？
誰がソイツの彼女を強 姦したんだよ！？」


グググッ…

胸ぐらを掴む力が強くなる。

(首っ、首が締まってる…！)



「…わっ、わかりませんよ！！」

林田「テメェッ…。」

息が…息が出来ない！


龍宮寺「オイ、パー！！」


ドサッ

「ゲホッ、ゲホッ…。」

ドラケン君の声で胸ぐらを離して貰えた。


龍宮寺「大丈夫か！？Aっち！」

「なんとか…。」




佐野「お前の話はわかった。愛美愛主とやる。
俺がやるって決めた以上、東卍は愛美愛主とやるんだよ。」

……本気だ。


バッ

腰を曲げ、マイキー君に懇願をする。

「俺、退けないです！！愛美愛主とヤり合ったら、東卍は終わります！！
折角マイキー君やドラケン君と仲良くなったのに！
東卍が終わるなんて嫌ですよ！！」


林田「チッ、本当わけわかんねぇ野郎だな。」




林田「…何すんだよ、ドラケン。」

またパーちん君に胸ぐらを掴まれそうになるところをドラケン君が止めてくれた。


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