revenge【tkrv】

revenge 30 ページ31

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『見せもんじゃねぇぞ、コノヤロー！！
どっか行け！！』

「いや、どっか行けって言われましても…。」


『なんだテメェ、コノヤロー！殺すぞボケェ！』

「あっ、あの…俺は、ただここに呼び出されただけで…。」

『は！？ここは東卍(トーマン)の集合場所だ。
誰がテメェなんか呼ぶか！！』




三ッ谷「お前、もしかしてAっち？」

【東京卍會・弐番隊・隊長 三ッ谷隆】


「はい…。」

短髪の人は、私に絡んで来た人達を追い返し、そのまま着いて来いと言われたので、言われるがまま着いて行った。



佐野「よう、Aっち。悪ぃな急に呼び出して。」

そこには特攻服を着て、バイクに跨(またが)るマイキー君達がいた。

(カッコイイ…。)



龍宮寺「お前、何、彼女(嫁)なんか連れて来てんだよ。」

「嫁！？ちっ、違いますよ！ヒナとは、そんな関係じゃ…。」


龍宮寺「ヒナちゃん、この前はごめんな？
Aっち試す為とはいえ脅かして。」

無視された。
失礼だなぁ…。



龍宮寺「オイ、エマ！！」

エマ「はーい。」



エマ「あーっ、意気地なしちゃん！」

「あーっ、下着巨乳！」

見事ハモった。


エマという女の子は、さっき私と一緒にカラオケにいた子だった。



ゴゴゴゴ…

…なんか後ろから凄い殺気を感じる。


ヒナタ「意気地なしちゃん？下着巨乳？一体どういうこと？」

龍宮寺「お前…エマと知り合いなの？」

波乱の展開！！


ヒナタ「どういうことですかぁ？」

「ごっ、誤解だよっ！」


エマ「エマの下着「わーっ！エマちゃんだっけ？
ちょっと二人で積もる話でもしよう！」えっ、何？」

エマちゃんの手を引っ張り、少し遠くへ移動する。



エマ「ねぇ、会ったときから思ってたんだけど…なんで男装なんかしてんの？」

「えっ！？」

なんでバレた？


エマ「上に乗っかったとき妙に身体が細かったし、声だって男にしては高いし、明らかに女の子の身体の作りだった。」

゛あとは、女の勘かな！゛とエマちゃんは付け足した。
鋭い…。


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