revenge【tkrv】

revenge 23 ページ24

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直人「ん？誰だ、これ？」


直人のパソコンを覗き込む。
東卍(トーマン)幹部・千堂敦…。


「アッくんじゃん！」

直人「アッくん？Aさんの友達の？」

「うん！」


直人「ん？可笑しいです。」

「何が？」



直人「千堂敦(彼)なら、東卍の゛清水将貴゛という男を刺して捕まり、出所後は末端のチンピラだったはずです。」



―千堂「俺、キヨマサ君のこと刺そうとした。」―

あっ…確かに言ってた。



「もしかして過去を変えたから！？」

「キヨマサ君を刺さずに済んだアッくんは、警察に捕まらなかった。」

直人「Aさんがマイキーと仲良くなり、そして千堂も…。」



アッくんが東卍の幹部…。
その後、アッくんと連絡をとる為に直人と自宅へ向かった。




―自宅…―


「ちょっと散らかってるけど気にしないでね。」

直人「なんとなく想像出来ます。」

(…失礼な奴。)



直人「うわっ！汚っ。これがちょっとですか！？
女性が住む以前に人間の住むところですか！？」

「本当に失礼だなぁ…！」



『ちょっと！煩いよ！』

げっ、こんなときにいつものオバサン…。

「すいませーん！」


…とうんざりしながら謝ると、今度はカップルの部屋から
いやらしい声が聞こえてきた。

(直人もいるのに！)


直人「部屋だけでなく、住んでる環境も最悪ですね。」

「うぅ…。」



「どこにやったかなー？」

直人「ひぃっ！Aさん、むっ、虫が！！」

「えっ、嘘！？どこ！？」



メモを探し始めて1時間―…


「あったー！｣

㊙︎と書かれたメモが見付かった。
番号、変わってなければといいけど…。



プルル…

「あっ、繋がった！」




千堂「そろそろ帰るか…。」

「アッくん。身体中痛いから、バス停までおぶってよ。」


千堂「はぁ！？嫌だ！」

「お願いー！」

千堂「はぁ…わかったよ。」



山岸「アッくん、Aのこと落とすなよー。」

千堂「落とさねぇよ…。」

「じゃあ、明日の昼！」

疲れたから学校は昼から行くことにした。

(ヒナに怒られるかな…。)



「ねぇ、アッくん。もしさ卒業して皆違う道進んで、全く会わなくなってさ、大人になったらどんな話するんだろう？」

千堂「バーカ、変わんねぇよ。」

「え？」




千堂「ずっと友達だ。」


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過去最高110位 有難う御座います！

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