revenge【tkrv】

revenge 18 ページ19

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龍宮寺「なんだ？」


ヒナ！？


「ごめんね、今日立て込んでてさ…。」

取りあえずヒナを離れかせなきゃ…。

バチンッ!!



「うわあぁぁ！？」

(ヒナさん！？何してんですかぁ！？)


ヒナタ「A君、行こう。こんな人達の言いなりになっちゃ駄目だよ。」

ヒナに手を引っ張られる。

ヒナタ「ヒナが守ってあげる！」



ヒナの手…震えてる。

龍宮寺「オイ…殺すぞガキ。いきなりぶん殴って、ハイサヨナラ？巫山戯んなよ、コラ。」

ヒナタ「巫山戯てるのは、どっちですか？
よその学校に勝手に入って来て、無理矢理連れ去るなんて友達のすることじゃありません。」


ヒナタ「最近のA君、怪我してばっかり。
もしそれが貴方達のせいなら、私が許しません！」

ヒナが頑張ってるのに私が頑張んないで、どうする！



龍宮寺「あ？」

「その手を離せ…。」

龍宮寺「何言ってんのか聞こえねぇよ。」


―ヒナタ「ヒナが守ってあげる！」―



「その手、離せって言ってんだよ！！馬鹿野郎！！」

今度の私は゛ヒナのこと守るよ゛って約束した！



龍宮寺「テメェ…誰に向かって口聞いてんだ！？」

「もう二度と譲れないものがあるんだよ！」



龍宮寺「は？」

佐野「あーあ、折角ダチになれると思ったのに残念。」



佐野「さて、どうやって死にてぇ？」



怯むな！！

「一つだけ約束しろよ。ヒナには絶対、手ぇ出すな！」



佐野「は？知らねぇよ。」






佐野「なーんてね。」

「へ？」


佐野「馬鹿だなー、Aっち。女に手ぇ出すわけねぇじゃん。」

「はぁ…。」

良かったぁ…。私も女だけどね。



龍宮寺「Aっち、俺相手に凄いんだな。」

「すっ、すいません。あと近いです。」


龍宮寺「いいよ゛譲れないモノがある゛。
今どき女にそれ言う奴いねぇぞ？昭和だな。」

…なんか遠回しに年寄りって言われた？


龍宮寺「ビッとしてたぜ。」



ヒナタ「Aちゃん、あの人達って…。」



そのあとヒナは謝って、マイキー君は許してくれた。

(良かった。丸く収まってくれて。)




でも…私のショッピングは延期になってらしまった。
残念…。

あとこの人達、私とヒナの関係性を絶対に勘違いしてる！
そういう関係じゃないのに！


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