revenge【tkrv】

revenge 13 ページ14

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ヒナタ「バイバイッ、また明日ね！」

「うん！」


12年後のヒナと私は全然会ってない。
私がヒナを救う義理はない。



―ヒナタ「Aちゃんのことん守ってあげるの！」―



…でも。

「ヒナは、死んじゃ駄目だ！！」




―翌日・学校…―


山本「A！！」

「タクヤ…。」


山本「なんであんな奴に負けたんだよ！
いつものお前らしくねぇじゃん！」

「ごめん。」




千堂「オイ、ちょっといいか？」

顔に痣が出来たアッくんに裏庭へ呼び出された。




千堂「またやるってよ、喧嘩賭博。」

鈴木「ここんトコ毎日だな…。」



千堂「今日のファイター、タクヤだってさ。」

「！」

鈴木「はぁ！？」


山本タクヤ…。
コイツ身体､弱くて…確かあの日、死にかけたんだ。



山岸「無理だろ、タクヤは！」

鈴木「喧嘩得意じゃねぇし！」

千堂「キヨマサ君に言えよ。出来んのかよ？
俺だって代われるなら、代わってやりてぇよ。」



アッくん…自分が変わるって言ったんだ。

(だから顔に痣が…。)



千堂「アイツら、人の話なんか聞かねぇだろ。」

山岸「アッくん…。」



山本「ありがとう、アッくん。」

千堂「何もやれてねぇよ。」


山本「A、見てろよ！お前の仇、取ってくる。
勝ったら牛丼奢れよ？」

「タクヤ…。」




鈴木｢ 「クソッ…兎に角よぉ、気持ちで負けんなよ？」

山岸「頑張れよ、タクヤ！」

ダサいと思ってたけどやっぱりカッコイイ人達だ。


私、中学のときこんないい友達がいたんだ…。


山本「よーし、行こうぜ！」

鈴木「おう！」

山岸「気張り過ぎると屁ぇ出るぞ〜。」

山本「お前だけだよ。」


千堂「A、早くしろよ。」

「あっ、うん！」





『ハーイ、お集まりの皆さーん。本日の対戦カードはメールで送って通り！』

『桜中の小島！そして溝中の山本だぁ！』



『おーし来い！！3枚に下ろしてやんよ！』

山本「…。」

やっぱりタクヤは…。




清水「始めろ。」





｢ちょっと待ったぁぁ!!｣


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