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二フラーが9匹 ページ10

その後ニュートはジェイコブに杖を向ける。

ジェイコブはまだ体調が優れないのか
ティナにすがりつく。

ティナはジェイコブの前に立って守ろうとしている

俺もニュートの杖を握っている方の手を
掴んだ。

ス「A?」

ティ「オブリビエイトしちゃだめ!
大事な証人なのよ!」

ス「ちょっと待ってよ?ニューヨーク中を歩きながら「なんでオブリビエイトしなかったのって怒ってたくせに…。」

ティ「怪我人よ!気分が悪そうだわ!」

ス「大丈夫。マートラップに噛まれても、大したことはならないよ。それにAが…」

俺はそれを聞いてため息をついた。

『お前の大丈夫は信用ならねぇよ。第一その大丈夫はニュートの場合だろ。噛まれたのはマグルだよ。
それに傷を消しただけでまだ治してねぇよ。』

ス「なんで?」

『薬切れ』

ニュートは少し拗ねたような顔をした。

(子供かよ…)

ティナは俺たちの話しを聞いていたのか
訳がわからないと言いたげな顔をしていた。

ニュートはジェイコブに目を戻し、状態を確認する

ス「確かに普通よりは酷そうな反応だね。でも最悪の場合は…。」

ティ「何なの?」

ス「ああ、最初にお尻から火が吹き出して…」

ジェイコブが驚く

ティ「!?」

ス「症状はせいぜい48時間。良ければ僕たちが
面倒見るから…」

(さらっと俺を巻き込みやがった…)

ティ「面倒見る!?あり得ません!」

ティ「あなた方、アメリカの魔法社会について何も知らないの!?」

ス「少しは知ってますよ。ねA」

(なぜ俺にフル)

『ああ、友達になってはダメ。結婚もダメ。』

ス「少し馬鹿げてると思いますけどね。」

ニュートの意見に俺は頷く。

ティ「誰が彼と結婚をするといったの!
2人とも一緒に来て…」

ス「何で僕らが一緒に行く必要があるの?」

『当たり前だろ。怪我の原因は俺らに
あるんだから。』

ティナはジェイコブを起こそうと身体を揺すったり
頰を軽くペチペチと叩く。

『おい、身体を動かすな。悪化する。』

そう言って2人の側へ駆け寄る。

ティ「あ、ごめんなさい…」

ティ「貴方も手伝って!」

ニュートはそう言われ、ため息をつく。

ジェイコブは軽く意識が戻ったようで
小さく呻いていた。

ジェ「これは…きっと夢だよな?そうだ…疲れてんだな。銀行なんか行ってない、全部悪い夢だ…」

ティ「コワルスキーさん、私にとっても悪夢よ」

俺らは、ジェイコブを連れて姿くらましをする。

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KaRuTo(プロフ) - カプニャンさん» ありがとうございます。そう言ってくださるととても嬉しいです。 (2017年10月1日 20時) (レス) id: 007a1c6869 (このIDを非表示/違反報告)
カプニャン(プロフ) - 更新楽しみにしています (2017年10月1日 16時) (レス) id: 73bbbd7201 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KaRuTo | 作成日時:2017年1月7日 1時

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