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第五話 にーに ページ5

椿はリビングに皆を集めて、キュウナに自己紹介をしようと思い、皆を呼び集めた
椿「皆!集まって!」



少しして、皆が集まってきた
桜「何ですか?椿さん...」
桜哉は、少しめんどくさそうにしながらため息をついた



椿はニコニコしながら言った
椿「今から皆、キュウナに自分の名前を教えてよ!自己紹介だよ!」



それを聞いた桜哉は、キュウナの目線に合わせてかがんで自己紹介をした
桜「俺は、綿貫桜哉だ...さ・く・や、だぞ」



貴『えーっと...にーに!』ニパァ
少女のその輝く様な笑顔に、桜哉は思わず「ぐふっ!」と叫んでそのまま倒れてしまった



キュウナは慌てて駆け寄ろうとしたが「ちょっと待てよォ!」と言う声に「ん?」と振り向いた
そこにはベルキアがいた



べ「ボクはァ、天才マジシャン☆★☆ベルキア様だぞォ!」
ベルキアはくるりと回ってポーズをとった



だが、まだカタカナは分からないのかキュウナは「?」とはてなを浮かべていた
そこで、椿が提案したのは...



椿「ふふふ...じゃあ、キュウナ?そこにいるピンクポニテは...「りんりん」って呼んで良いよ!」



べ「はァ!?何、そのダッッサい呼び名!ボクはそんな呼び名なんてェ〜...」
ベルキアは、そう言ったが、よく考えてみると



どうやら、花の方ではなく「ベルキア」の「ベル」という文字から「りんりん」と呼ばせる事にしたらしい...




キュウナは、『りんりん!りんりん!』と楽しそうにベルキアに呼び掛けていた
ベルキアは思わず



べ「うるせぇ、ガキィ!ボクは「りんりん」じゃなくて、「ベルキア」だよォ!」
と叫んでしまった...

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作者名:巫女狐大使 | 作成日時:2019年6月13日 22時

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