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第二話 子供 ページ2

桜「あ〜...あっつ...なんで、今日はエアコンが付かねーんだよ...」パタパタ



椿の家族であり下級吸血鬼(サブクラス)...桜哉は手で顔を扇いでいた...が、全く涼しくはならない、むしろ更に暑くなるだけだった...



そんな中、その暑さからのイライラを更に爆発させる事態が起こったのだ
そんなこととは露知らず、()が帰ってきた



桜「おかえりなさい...椿さn...何ですか?その子...」
桜哉は、椿の腕の中にいる少女を指差した...



椿は少しションボリしながら言った
椿「何かね、この子迷子みたいなんだよ...親を探してるんだけど...「上にいるー」って言ってるんだよね〜...」



貴『あのねあのね!パパとママはね?言ってたの!「お空に行くからね」って!そしたらね!パパとママが、消えちゃったの〜!どういう意味なのかな〜?』



その時、椿と桜哉は理解した
椿・桜((嗚呼、この子は...親に.../逝かれたのか.../逝かれた...))



椿「...じゃあ、さ...パパとママに会いに行くかい?」
椿は絞り出すような声でそう言った



桜哉は思った
桜(まさか、この人、まだ小さい子供を殺すきじゃ...!?)



そう思った桜哉だが、いくら人間が嫌いの椿さんでも子供を殺すなんて...そんなことしないか...
と思い、再び手で顔を扇ぎ始めたのだった

第三話 辛いね...→←第一話 最上階にて...



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作者名:巫女狐大使 | 作成日時:2019年6月13日 22時

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