モフモフで可愛い狐さんを拾ったら、戦争に巻き込まれたんだが！？ (ページ4)

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お昼ご飯ページ4

私は、今朝届いたチラシを見ながら唸っていた
貴『あ～！お腹減った～！う～ん...今日のお昼、どうしよう？ピザも良いし...あっ！このお寿司、美味しそう！』

私の発した「お寿司」という言葉に反応したのかは、分からないが、狐さんが私の太もも辺りに飛びついてきた

「コン！コン！」ﾍﾟｼﾍﾟｼ
いつの間にか、狐さんが私の肩の上にいた。
道理で、近くで異様に声が聞こえると思ったら...
ていうか...ほんっとに、可愛いなぁ...///←

狐さんは、私が持っているお寿司屋さんのチラシをみながら、お稲荷さんの写真を「ペシペシ」と叩いている...

もしかして...
貴『狐さん、もしかして、このお稲荷さんが食べたいの？』

私がそう言った途端、尻尾を千切れんばかりに振って、ギャンギャン騒ぎ始めた
...そんなに、お稲荷さんが好きなの...？

貴『も～、しょうがないな～！じゃあさっそく食べに...って、そうだ～！動物は入れないんだった...』
キュウナは思わず頭を抱えた。仕方ない...出費とか色々かかるけど...

貴『お寿司...配達してもらおっか...』
落ち込むキュウナとは反対に狐は大喜びでキュウナにすり寄りながら尻尾を千切れんばかりに振って喜んだ
というか、もう表情で分かる

やっぱり...
貴『モフモフしてて可愛い...』ｼﾞｰ
もうお寿司や出費の事はどうでも良かった
この喜びようを見られれば充分なのだ

キュウナは狐をヒョイと抱き上げて思いっきり時間が許す限り、動物特有のモフモフの毛並みを思いっきり堪能したのだった