44話 ページ47
･
「.......大ちゃんは何も悪くないよ、」
大「ううん。...本当にごめん、」
「...私も、酷いこと言ってごめんね」
謝れた。
お昼からずっと喉の奥につっかえていた言葉を、ようやく伝えられた。
大「っ.......、A」
「...ん？」
身体が離れ、向かい合った大ちゃんの目は赤い。
大「.......これだけは分かってて欲しい。
...俺、Aのこと遊びだなんて思ってない」
「.......えっ、？」
大「.......Aは、俺の大切な人だよ」
その嬉しい言葉に、のみ込まれる自分が居た。
恋愛詐欺師失格なのは分かってるけれど、やっぱり好きな人の言葉の力は強くて。
「.............。」
大「...ま、俺もAも仕事が仕事だからさ、信じられないかもしれないけど」
「.......」
大「俺は、Aたちとこれからもずっと一緒にいたい。」
「.......大、ちゃん」
大「.......でも、Aには独占欲が出ちゃうみたい。」
ふっ、と軽く笑った大ちゃんの目は、寂しそうで。
大「.......んっ、」
密着させるように、下からすくい上げるように
大ちゃんの唇にキスをする。
「...出してよ、独占欲」
大「.......っ」
「.......愛して、私のこと」
愛し合った。
いつもより丁寧に、けれど激しく。
晩ごはんのことも忘れて。
大ちゃんは、私を求めてくれた。
大「A」
「...ん、？」
大「....俺のこと好き？」
「.......好きだよ」
大「....そっか」
「.......大ちゃんは？」
大「.............うん。好き」
「...え、」
大「.......一緒になろう、俺たち」
大「＿＿＿になって、2人で一緒に過ごそう。」
私に囁いた大ちゃんは、
静かに、ゆっくりと微笑んだ。
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桜(プロフ) - ゆきうさぎさん» お忙しい中返信ありがとうございます^^*特徴を捉えられていてよかったです！ (2020年9月21日 15時) (
レス) id: 5ab27504be (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ - とても、作家、声優、SCRAPの美術造形、と言っている場合じゃありませんでした…。(コメント切れてしまい、すみません(> <) (2020年9月18日 20時) (レス) id: e3947c8b1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ - すみません！変換ミスです！コメントありがとうございます。返信遅くなりました。学校という地獄があるもので(笑)私は、有岡さん推しなのですが、(一応箱推しです)特徴を捉えていて。 (2020年9月18日 20時) (レス) id: e3947c8b1d (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - +さん» 発音の表記は難しいですね、、、シュミレーションと混ざってしまった可能性もありますし^^;私も気をつけます。コメントありがとうございます！ (2020年9月17日 8時) (レス) id: 5ab27504be (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - ゆきうさぎさん» コメントありがとうございます！分かりやすいと言って頂けてほっとしました^^*これからもよろしくお願い致します！ (2020年9月17日 8時) (レス) id: 5ab27504be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年5月5日 18時
