黒歴史 ページ9
.
付き合う前のお話。
たなっちside
今日は休日。
それにしてもこいつは俺が休みの度に
家に来てるな…
まぁ掃除してくれるし、ご飯作ってくれるし、
何にも問題ないどころか有難いんだけど…。
今日のAは少しご機嫌で、
パソコンを開いて動画を見ながら楽しそうにしている。
「…何見てんの。」
『え、東海。マッサージの動画
定期的に見たくなる病気なんだわ?』
「あーあれか、あれはめちゃめちゃ笑ったわ。」
俺が出てるのじゃないんかい!って心の中でツッコむ。
確かに東海さんは面白いけどさぁ…
同じYouTuberだから、
動画でAをご機嫌にする彼らに
少し対抗心。
それからもご機嫌なA。
どうやらさっきとは様子が違うことに気づき
パソコンを覗き込む。
『ふふふ…wwww』
「何笑ってんの…って、待って!その動画を閉じなさい!!」
見てるのは俺の個人アカウントの動画。
お世話になっている先輩をAV風に祝ったやつ。
『モノマネが上手ですね、棚澤さん…?ww』
「あーー!!もう!!これ黒歴史なんだから!!」
こんな恥ずかしい思い、
二度としたくない!!と思い、
翌日畑のみんなに自ら晒しましたとさ。
89人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mui | 作成日時:2019年2月10日 19時