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貴方サイド
智洋くんに告白された、嬉しかった
それと同時にこんな私でいいのかという気持ちも大きかった
今日も智洋くんが隣にいてくれる、それだけで幸せだった
「私大丈夫だから、智洋くんも休んで?」
自分ばっかりこんな甘えててはだめだと思った
「大丈夫やで、」
そう言いながら、また吐き気に襲われた私の背中をさすってくれる
朝から体調が悪かった私のことを聞いて中間先生も駆けつけて来てくれた
「熱も高いし、気分悪い?」
先生は優しく聞いてくれた
声を出すと吐いてしまいそうで、私は頷いた
そして、もう一つ私の腕に点滴が刺され
呼吸も弱くなったので、酸素チューブがつけられた
また智洋くんと2人きりになった
凄く心配そうな顔をしてくれている
「こんな時にあれなんだけど、呼び捨てでよんでええ?」
嬉しかった、私も同じことを思っていたから
「私も、同じこと思ってたよ、」
と、頑張って答えた
「よかったあ、ごめんねこんな時に」
私は首を横に振った
「A、寝れそうだったら寝てな?」
その声を聞いて安心したせいか私は寝てしまった
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作者名:あん | 作成日時:2017年10月14日 19時