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次の日の朝。
あのあと結局紫耀は
何も言わずに帰ってしまった。
何もやる気が起きないが、重たい瞼を開けて、ベッドの上でボーッとしていると
「Aー！朝だよーー！！」
と、ママの甲高い声が響いてきた。
いつもなら飛び起きてリビングへ向かうものの、今日はいつもの日常とは違う。
失恋のショックから何もやる気が起きない。
「はーあ。もうどうでもいいや」
ともう一度眠りにつこうとしたそのとき
「Aーーーーー！！！！
もう8時になるってば！！！」
「えっ！？やっばい！！」
ついさっきどうでもいいやと言っていたものの、本当に学校をバックレるなんて、今までいたって真面目に学校へ通っていた私には出来っこなかった。
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作者名：りり | 作成日時：2018年7月15日 3時
