私の日常 (ページ8)

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「は、はい！」

ｶﾞﾀｶﾞﾀ

「月裏宗近(げつりむねちか)役の黒羽茜です！
特技は歌,ピアノです！未熟者ではあります
が、根気と元気で食らいついて行きます！ご
指導のもと何卒よろしくお願いします！」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

拍手が鳴っていると、自分を認めてもらえた気がして嬉しい。喋っていると自然とドキドキが収まった。

茅「茜は今回が初出陣になるから、分からない
事が沢山あると思う。そこは皆で助け合っ
ていい作品を作り上げていこう。」

皆「はい！」

今回は＜真剣乱舞祭 2018>という年末に行われる舞台。

兄が出演しているということで、毎年見には行っている。
でも、兄と宏規君以外のキャスト名は正直覚えていない。(ファンの方、申し訳ございません)

顔合わせも終わり、キャストさん達は次の仕事があるのか早々と帰ったり、帰ったと思ったら稽古着に着替えて練習したりしていた。
ちなみに兄は...練習している。
宏規君もだ。

『どうしよかな。私...
とにかく、台本覚えよう！』

「我は月裏宗近。三日月の兄弟刀だ。
やはり、兄方のようには振る舞えんなぁ。
はっはっはっ。がメイン台詞か。」

歌練習や音確認などをしているため、声を出してもそう目立たない。

月裏宗近は作られた当時「三条宗近の心の黒い部分(悲しみや怒り、憎しみ恨み等)がこの刀に宿っているよう。」と言われていた。
三日月宗近の兄弟刀とは思えないくらい暗く、三日月宗近と対、つまり、月の裏側。ということからこの月裏宗近という名が付けられた。
ゲームでは沢城みゆきさんが声を当てている。

これからの役作りが大変そうだ。

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どうも作者です！

説明にも書いてありますが、この物語は史実や実際にいる人物(いた人物)とは異なることがあります。
また、今回の舞台は真剣乱舞祭 2018です。
時間軸がズレています。

ご了承下さい。

引き続き『私の日常』をお楽しみ下さい！

ありがとうございました。