新人ライバーは帰国子女の愛されです (ページ36)

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『よーし時間的に次ラストにしようか〜』

▁えー！！

▁もうそんな時間！？

『「ルーさんが、仲良くなりたいと思っているライバーさんはいますか」』

『あー、仲良くなりたいライバーさんかぁ』

▁めっちゃ気になる！

▁ルーちゃんあんまり他の人と関わろうとしないからね〜

『うーん、別にいないかな』

『今この状況、この立場で私満足してるから』

『これ以上何かを望んだらバチが当たりそうで、ちょっと怖い』

▁もっと望んでもいいと思うよ？

▁ルーちゃんはあんまり欲しがらない子だけど、もっと欲張りになってもいんだからね？

▁むしろもっと欲張りなさい！？

『そう言われてもなぁ』

『ホントに満足してるの』

『私がいてルイ友がいて知り合いのライバーさんがいて、みんなで話したりゲームしたり』

『それだけでホントに楽しいし、幸せだから』

『まぁでも、交友関係が広がるのもいいことだし』

『友達が増えるのは嬉しいから別にこれ以上友達が要らないって訳じゃないよ？』

▁ルーちゃん(泣)

▁私もルーちゃんがいて幸せだよ！

▁これからもよろしくね！！

『うん、よろしくね』

『それじゃあ、そろそろ終わろうか』

『みんなばいるい〜』

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配信が終わった後

私はいつものように防音室の方にあるベットに身を投げる

『幸せ……？』

((私がいてルイ友がいて知り合いのライバーさんがいて、みんなで話したりゲームしたり))

((それだけでホントに楽しいし、幸せだから))

『そこのどこにも、私はいないのに…？』

嘘をついた

1番嘘をついては行けない人達に

酷い嘘をついてしまった

私って最低ね……
『I'm the worst…』

それでもどうか、私を探すのを辞めないで…
『Still please, don't stop looking for me…』

私はここにいる、だから早く見つけて…
『I'm here, so find me early……』

『I don't want to be another person……』