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124話 ページ30

黒尾「ここで解散なー」


夜久「腹減ったし食堂行こうぜ!」


海「それもそうだな」



リエーフ「芝山!風呂いこうぜ!」


芝山「うん犬岡も行こうよ」


犬岡「行く行く!」


リエーフ「研磨さんと山本さんも行きますよね!」


研磨「うん」


山本「おう!」




黒尾「俺らは第3体育館行くか」


浅霧「楽しみです」


『そんな大したもんじゃないよ』



そのまま私達は


第3体育館に向かった




木兎「お前らおせーぞ!!」


黒尾「悪ぃ悪ぃ、ちょいと野暮用があってな」


木兎「今日は女子が1人増えたのか?」


『優ちゃんは見学ね』


木兎「そうなのか!?」


赤葦「木兎さんいちいち反応がデカいです」


『響くんで、あんま喚かないでください』


黒尾「Aはもう少し言い方考えような?」




自主練が始まりました!




今日の木兎さんは調子がいい


特に今日はクロスの調子が絶好調


クロには予めストレートを閉めてもらってる


普通はクロスを閉めるんだろうけど


1回木兎さんの絶好調スパイク拾ってみたかったんだよね



木兎「あかーし!俺によこせ!!」


ボール呼んだ!


赤葦「木兎さん…!」



来たっ!


目線、手の角度、飛ぶ時の体制


クロスに来る



『こいやぁっ!!』



((((バンッ!!!))))



木兎さんのスパイクは


私の腕に大きなを立てて当たる



木兎「ぬわァァ!また拾われたァ!!」


赤葦「言ってる場合ですか!」



綺麗に上に上がるボールは


そのままツッキーの元へ



『ツッキー!!』


黒尾「こっちよこせ!!」


月島「黒尾さん…!」



(((((バンッ!!)))))



クロには繋がれたボールは


激しい音を立ててコート落ちる



『はぁ…』バタッ


黒尾、木兎、赤葦、月島、浅霧
「「「A/さん!!!」」」



私はその場で倒れ込んだ


へんな緊張感から解き放たれ


スッキリした感じが体に巡ってくる


絶好調の木兎さんスパイクを初めて受けて


耐性もなかったからめちゃくちゃ腕痛い



『あ"ぁ"クソ…めっちゃ痛てぇ……』


黒尾「だ、大丈夫か!?」


木兎「ど、どうしようあかーし!」


赤葦「知りませんよ!!」


浅霧「Aさん内出血してるじゃないですか!」


『あ、うん大丈夫だから落ち着こうか』


月島「いきなり倒れこまないで下さいよ…!」


倒れた私の周りで


みんながアワアワしている


いきなり倒れた飼い主の心配してる犬みたいだな



『いや、ごめんて』

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作者名:名無しの弁慶 | 作成日時:2021年9月27日 17時

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