魔と人間のハーフの子(3) (ページ4)

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『はぁ、今日も暑っつ…』

佐々木「月尾田さん大丈夫かい？」

『大丈夫に見えます…？』

飯塚「見えねぇな」

『ですよねぇ…』

外出たくねぇ……

行きたくねぇ……

『……そろそろ時間なので行ってきます』

石井「月尾田さん行ってらっしゃ〜い」

渡辺「気おつけて下さいね、今日は特に暑いみたいだから」

『はい、ありがとうございます』

えっと…最初は近くの…

ひとまず祓魔師の人と合流しないと

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「お疲れ様〜」

『お疲れ様でした』

それから十時間後

私は全ての動向依頼を終えた

でもまだあるんです、まだデスクワークがあるんです

正直このまま帰りたい…

『あ"ぁ"……帰りたいよぉ……』

「…お姉さん」

『え…』

背筋に悪寒が走る

何だこの禍々しい程の魔力

人じゃない…魔に近い…これは……

【ちょっと、怖がらせてどうするのよ】

【えぇっ！？ゴメンねそんなつもりは】

間違いない…この感じ…神だ……

でもなんでこんなところに

てか、神がこんな簡単に来ちゃダメでしょ…

あ、でも神って見える人少ないんだっけ

『あの、えっと…私に何か…？』

【あぁごめんなさいね、私は魔魅夜(マミヤ)こっちは不魅夜(フミヤ)】

【清乃神が愛し子を迎えたって聞いたから見に来たのよ〜】

『清乃神の…知り合い？』

【まぁ、そんなところよ】

【それにしても……】

清乃神の知り合いと言う神は

私の周りをクルクルと周り私を観察している

その全てを見透かすような瞳が

少し怖い…

【私の愛し子に何をしている】

『清乃神…』

【あら、清乃神久しぶり〜】

【元気にしていたのかしら？】

【お前達なぁ……】

あ、ほんとに知り合いっぽい

良かった、全然知らない神とかじゃなくて…

【それにしても珍しい子を見つけたわね】

【ハーフだなんて羨ましぃ〜それにとっても可愛いわぁ】

【その位にしろまったく……】

『……』

あの清乃神に友達とかいたのか

それなりに仲良いみたいだし

【そろそろ帰りましょうか不魅夜】

【えぇ〜】

【文句言わないの、まだやる事が残っているでしょ】

【じゃあね斑(マダラ)様によろしく】

【またねぇ〜】

そう言うと彼女達？は

瞬きをする間に消えてしまった

斑様…？

斑様って誰だろう