検索窓
今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:107,819 hit

44. ページ45

キチチィ…


涙を流す私に戸惑っているのか

鉄扇の声が段々と小さくなる



『ごめ…大丈夫だから…心配しないでね』


…!カッチン!!


『え…?』



聞いてって言われても…何を…



"例えば君にいじわるをするやつがいるなら"


"それは君がとっても素敵な人だって教えてるんだよ"


"そうさ神のまにまに"


"仰せのままに"


"僕らは貴女を愛してる"


"僕が笑って君も笑えば許せないことなんてないよ"



凄く優しい歌

これ、この子が私の為に歌ってくれてるの?



『励ましてくれてるのね…ありがとう』


リリンっ!


『え?咲耶姫が教えてくれたの?』


チリ…キチリ?



『うん元気でたよ、ありがとうね櫻月風』

『その曲良かったら全部聞かせてくれない?』



…!!リンっ!


『アハハッ張り切り過ぎだよw』



その後櫻月風はその曲を何度も私に歌ってくれた

この曲は"神のまにまに"とゆう曲で

咲耶姫が現世とゆうところで聞いたものらしい

天照大御神とゆう神様の歌で

ボーカロイドとゆう子達が歌っているとか



『現世か…いつか行ってみたいもんだね』

「ただいまなのじゃー!」

『あ、おかえりお酒あった?』

「うむ!たんまりとな〜」



そう言う清乃神の腕の中には

酒瓶が四つ抱えられている

この神どんだけ飲むつもりなんだよ

てかどっからその酒持ってきた…



『こりゃ今夜は寝落ち確定だな…』

「ほれほれ!飲むぞ飲むぞー!」

『ちょ!溢れるっての!』



その晩は私と清乃神で一晩中飲み明かした後

二人仲良く階段で雑魚寝をした

まぁ、無意識の世界に夜なんて概念あるのか知らんけど

いや、星あったしあるのかな?



「あらんよ、私が星が好きなだけじゃ」

『ねぇのかよ』

「ついでに月も出せるぞ?」

『月をついでにすんなw』



とゆうか頭痛い…水くらい飲んでおけばよかった…

てか時間…は大丈夫か



『ねぇ、今あっちは何時ぐらいなの?』

「そうじゃなぁ…だいたい朝の二時ぐらいかのう?」

『…思ったんだけど、こことあっちって時間の進み滅茶苦茶だよね』

「まぁの、ここは不安定な場所じゃからやろうと思えば遅らせることも早めるとこも出来るぞい?」

『へぇ〜結構自由だね』

「まぁ私しかおらんからな」

『そんなもんなん?』

「そんなもんじゃよ」

45.→←43.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
223人がお気に入り
設定タグ:njsj , 2j3j
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

名無し - はじめまして、コメント失礼します。設定タグをご本人様の名前含め、検索除けタグのみに変更お願いします。デリケートな界隈なので対応のほどよろしくお願いします。変更終わりましたらコメントの方は消していただいて構いません。長文失礼しました。 (2022年5月13日 4時) (レス) id: 2518b8b23d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名無しの弁慶 | 作成日時:2022年4月3日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。