稲荷崎の理想的マネージャーは最強

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日が暮れ始めても


試合が終わることは無い


それどころか


体育館はますます熱気に包まれる


そして日は完全に沈み


外は真っ暗


それでも…




「「「「「うぉぉぉぉぉぉおおお！！！」」」」」



『ほんま…凄いなぁ……』



ペナルティの坂ダッシュを


烏野はここ毎日ずっとやっとる


まぁ、毎日全敗しとったら慣れるんかもしれんけど


フライングよりもキツイんやないか…これ…




〜試合終わり〜



『ふぅ、やっと終わりか』



自分の仕事をあらかた終わらせ


一息つくと


黒尾「流石理想的マネージャー、仕事が早いねぇ」


『マジでその情報どっからでてんねや…』



そこに現れたのは


昨日月島を怒らせた


鉄くん



黒尾「さぁ？ソースはみんな知らねぇからな」


『ホンマにその理想的なんちゃらって私にとってはただの重しからやめて欲しいんやけど…』


黒尾「えー？どうしよっかなぁ？」


『あんま調子乗っとるとお前のブロック、嫌言う程ぶち抜くからなトサカがァ…』


黒尾「やめてっ！黒尾さんのライフはもうゼロよ！！」




何が「やめてっ！」や、この野郎が



木兎「へいっ！メガネくん！」



『うわ、木兎が月島に絡んどる…』



自主練誘っても断られるん分かっとるのに


木兎もよう誘うわ…



月島「すみません、遠慮しときます」



ほらぁ…


これ絶対こっち来るやつやん


私絶対嫌やぞ


疲れとるんや休ませろ



木兎「黒尾ォA！」

黒尾、A
「「えぇ」」


木兎「まだ何も言ってねぇよ！」


『言わんでも分かるわアホ』


赤葦「まぁまぁ」




まぁなんやかんやあったんやけど


赤葦がおうばん焼きこうてくれる言うから


今日の所は付き合ったるわ

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