稲荷崎の理想的マネージャーは最強

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練習試合が終わり
片付けをしていると

「Aさん！！！」

『！？！？』


後ろから体育館に響くぐらいの声で呼ばれて内心びっくりしたけど、可愛らしい声だったので誰なのかすぐに分かった


『ひ、仁花ちゃん？』

谷地「は！はい！」

『どないしたん？』

谷地「さっきはありがとうございました！！！」

『あぁ、ええんよ仁花ちゃんは健気やなぁ』

なんて話していると

「やっちゃん、と狐砦Aさんでしたっけ？」


烏野の黒髪の美女来たぁ！！


『これはこれはこんばんは〜』

清水「あ、すいません、烏野高校3年マネージャーの清水潔子です」

『これはご丁寧にありがとうございます』


流石虎が言ってただけはあるわぁめっちゃ可愛い


『こちらこそ改めまして、稲荷崎高校2年狐砦Aですよろ

しくお願いしますね、私の方が年下なんですからそんなにあ

らたまんといて下さい』ニコッ

清水「えっと…じゃあAちゃん？」


あ、可愛ええ、なんで烏野はこんな可愛ええ子ばっかなんや、羨ましいわ！！


『じゃあ私は潔子さんって呼びますね』


この後も2人は私に何度も話しかけてくれて、

この合同練習試合中はずっと笑っていた気がする

ほんとに、烏野が羨ましい…




谷地「最初に稲荷崎のマネージャーさんが来るって聞いた時びっくりしました」

『え？そうなん？』

清水「まぁ確かに、あの有名な稲荷崎バレー部のマネージャーだもんね」

『まぁ兵庫から有名な"稲荷崎"のマネージャーが来る言われたら誰でもそうだと思うで？』

谷地「え？あ、違くて」

『え？』

清水「確かに稲荷崎は有名だけど、私達が言ってるのは有名な"マネージャー"って事だよ？」

『え？私有名なんか？』

谷地「マネージャー界では知らない人はいないくらいですよ！！」

清水「容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、気遣い上手で世

話上手、誰もが憧れる理想的マネージャーって、Aちゃん

はマネージャー界で大物扱いなんだよ？」

『知らんかったわ』


ってどっからその情報出てったんや

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