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#2 ページ17

Ryosuke.Side






しばらくボーッとしていると大きな音を立てて誰かが入ってきた。





大「涼介?大丈夫!?」





涼「ん……」





大「熱測ってないんでしょ?ほら、測って。」






俺測りたくない主義なんだよなーと思いつつ体温計をもらう





けど…………









コロンッ…カラカラカラ……






大「おい、大丈夫かよお前。ほら、俺が測るな?」







力が入らず落としてしまい

ブラーんと垂れた腕を掴み体温計を挟んでくれる。



ちゃんと測れるように肩と腕をしっかりと支えてくれている手が温かい。






ピピピピッ







大「38.6…たっけーな」




涼「んー」






数字を聞くと余計に辛くなる身体。







だから俺測りたくねーんだよ…









大「とりあえずちゃんと飯食えよ?


俺もうちょっとしたら出掛けなきゃだから看てやれないけど、帰ってきたらすぐ来るから。



なんか買ってきて欲しいもんあったらLINEして。
携帯枕の横に置いとくから」






そういって裕翔と入れ違いに出ていく。








大ちゃんの温かさに心まで温かくなった。

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作者名:JUMP革命 | 作成日時:2017年8月8日 0時

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