-36- ページ36
．
ＹＯＵ
脳が痺れる。
何分経っただろう、いやきっと３分も経ってない。
目を閉じて翔太の匂いと感触に溺れていた。
もっと翔太を＿
そう思った時、�爛丱丱丱丱鵑叩�！�瓩鳩磴靴そ瞳皺擦�部屋に響いた。
「わっ、」
驚いた私たちは一気に現実に引き戻されて
離れる身体。
「び、っくりした」
「めっちゃ良いところだわここ」
白々しくお互い言葉を発して少し距離をとって座り直す。逃げるようにテレビに視線を戻した
翔太もそれ以上何も言わなくてまた黙って映画を見る時間がやってきた。
そこからエンドロールまでお互い話す事はなくて
隣にいる翔太のことが気になりすぎて内容なんて全然入ってこなかった。
．
エンドロールがテレビ画面を滑っていく。
翔太がリモコンで電気をつけると眩しい光に瞼を閉じた。
「あのヒロイン死んじゃうんだね」
「結構衝撃だよな」
「うん。なんかそこの余韻がすごい」
映画の感想を数言話して時計を見ると時刻は２１時前。
これ以上ここにとどまる理由もない。
「じゃあ、帰るねありがとう」
トートバッグを引き寄せて立ち上がる
玄関の方に歩き出そうとした時、背後で翔太が立ち上がる気配がした。
「A、」
何か言いたげな翔太の声に思わず足を止めてしまう。振り向かずただ次の言葉を待っていると
「なんで俺のこと受け入れるの」
「ちゃんと、はっきり振ってよ」
戸惑いがちなその声が私のずるさに追い討ちをかける。
�琅涜世�好きだよ��
�猩，箸亙未譴討覘�
頭に浮かんだフレーズも言葉にすることを踏みとどまらせた。
「…おじゃましました」
「おやすみ」
「ちょ、A！」
逃げるように礼を言って玄関に向かった。
翔太は執拗に追いかけることはしなくてすぐに自分の部屋に戻ることが出来た。
．
「もう…
なにやってんだ、自分」
．。
終盤。 亀投稿ですみません。
なのに毎回読んでくださり本当に感謝です。
最後までよろしくお願いします。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1455人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななせ.。(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます^ ^これから切なさヒートアップしていくのでお楽しみに^ ^ (2020年4月17日 8時) (
レス) id: 556b37bac5 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごくキュンとします！せつないけど幸せになってもらいたいです(>_<)更新楽しみにしてます！ (2020年4月17日 1時) (レス) id: b6de7731d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななせ.。
| 作成日時：2020年4月14日 16時
