-2- ページ2
．
ザーーーッ
「…んん、」
意識の片隅に聞こえる雨音で目が覚める。
会社… あ、今日土曜か
もう少し寝れるじゃん
一週間の激務で疲れた身体は重くベットに沈む
ガタン バタバタ ゴトンッ
……
うるさ！ 朝っぱらから騒々しい隣の部屋
てかあれ？空き部屋じゃなかったっけ隣
もう一度寝ようと試みてもやっぱり物音が煩くて寝られない。
目が冴えてしまった俺は諦めてベッドから起き上がった。
「飯…」
お腹が鳴ってそういえば昨日夜飯を食ってない事を思い出す。
コンビニ行くかー
財布を持って玄関に歩く
散らかった部屋と空っぽの冷蔵庫が男の一人暮らしを象徴している。
「ふぁ〜あ」
大きなあくびをしながら玄関から出る
あ、傘忘れるとこだった
鍵を閉めながら、睡眠をぶった斬られた原因の部屋を見ると無用心にも開けっぱなしになっている部屋。
開けた扉は段ボールで閉まらないように抑えられていて、昨日まで空き部屋だったことから入居者が入った事は容易に想像できた。
三月だもんなあ、引っ越しシーズンか
うちは一人暮らし用のマンションでサラリーマンやＯＬが多く住む。
隣人への興味もマンションのエントランスを出る頃には消えていた。
歩いて五分のコンビニへ
雨が降る道を歩きながら無意識に思い出すあの人のこと。
�犹筺�雨女なんだ
誕生日も旅行もイベントも全部雨が降るの��
君と別れて三年が経とうとしていた。
雨が降る日は決まって思い出してしまう
三年前の事なのにどうして忘れられねーんだろうなあ
�爐任發諭∋笋榔�が嫌いじゃないんだ��
君の好きな雨が俺の町で降ってるよ。
�牘�が降れば、傘に一緒に入れるでしょ？
そしたら＿��
君は今どこにいて
その町は今雨が降っていますか？
俺はまだ
�琅涜世箸海Δ靴討�っついて歩けるから��
．
Aのことを忘れられないでいます。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1455人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななせ.。(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます^ ^これから切なさヒートアップしていくのでお楽しみに^ ^ (2020年4月17日 8時) (
レス) id: 556b37bac5 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごくキュンとします！せつないけど幸せになってもらいたいです(>_<)更新楽しみにしてます！ (2020年4月17日 1時) (レス) id: b6de7731d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななせ.。
| 作成日時：2020年4月14日 16時
