DAY 12 ページ12
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ＹＯＵ ＳＩＤＥ
月曜日。バスの停留所の一番先頭
背の高い君は目立つから一番先頭いたってすぐに分かるんだ。
バスが来て次々の乗り込んでいく人たちに続いて乗り込むと一番後ろの席に腰を下ろしてスマホを触る彼。
前に歩きながら彼を見ていると不意に顔を上げた彼と視線が絡まって軽く頭を下げる。
いつもの私の席が近く、何故か足はその場所を通り過ぎて奥へと進んだ。
「おはよう、目黒くん」
「おはようAちゃん」
少し驚いたように眉毛が動いたのも一瞬すぐに切れ長の目が柔らかく笑う。
「ここ、いい？」
目黒くんの隣を指させば、少し窓際に体を寄せて�爐匹Δ将瓩辰椴戮忘造襪茲βイ靴拭�
「いつもの席じゃなくていいの？」
「邪魔かな？」
「ううん ここにいてほしい」
目黒くんはサラッとそういう事を言うからきっとモテるんだろうなって思う。
近くで見た目黒くんは遠くから見るより何倍もカッコいい。男の子なのに睫毛長いなあ、なんて横顔を見てると
「そんな見られると恥ずかしいんだけど」
口元を手で覆って困ったように笑う。
「目黒くん、モテるでしょ」
「モテないよ」
「嘘、外見も良いのにかっこいい事サラッと出来ちゃうから」
その言葉に思う節があるようで窓の外に気まずそうに目をやる。
「ケーキありがとう、すごく美味しかった」
。°。°。
土曜日、カフェで別れた後
勉強を始めて少し経った時に私の机にチョコレートケーキが運ばれてきた。
「あの、私頼んでないですこれ」
「先程のお連れさまからです」
「え？」
「…勉強するからって、何が好きか向井くんに聞いてました」
�犧埜紊里亙垢�なかった事にしてください�瓩辰独�笑ましそうに定員さんは笑うと行ってしまった。
目の前にはサクランボとナッツが乗っている私が好きなチョコレートケーキ。
これを良く食べてるの康二くんは知ってるからきっと選んでくれたんだろう。
目黒くんって優しいんだな
きっと学校でも人気者なんだろうなって、そう思った。
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ななせ.。(プロフ) - れいなさん» この小説のオチは目黒くんなのでお楽しみに^ ^ 次作はどちらかです (2020年4月14日 14時) (
レス) id: 556b37bac5 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。オチは目黒くんがいいです。 (2020年4月14日 12時) (レス) id: 73aac7605f (このIDを非表示/違反報告)
ななせ.。(プロフ) - ごぼうしゅうさん» 貴重な両オチのご意見ありがとうございます^_^ どうなるかわかりませんが良ければ次作も見に来てください！ (2020年4月14日 11時) (レス) id: 556b37bac5 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ.。(プロフ) - さまさん» キュンキュンさせれてるか不安だったので有り難いです(;_;) 楽しみに待っててください^ ^ (2020年4月14日 11時) (レス) id: 556b37bac5 (このIDを非表示/違反報告)
ごぼうしゅう(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！目黒くんも渡辺くんもどっちものオチも見たいので、もしよかったら両方とも作って下さると嬉しいです！ (2020年4月14日 5時) (レス) id: 35c40b1b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ.。
| 作成日時：2020年4月9日 17時
