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第8話 ページ9

蜂楽「ところでAちゃん、これどこ運ぶの?」

『あ、最初はチームVのところ。そのあと蜂楽くんたちのチームZに渡しに行くよ。...あれ、そういえば蜂楽くん今練習じゃなかった?』

蜂楽「君のこと迎えにきた♪」

え、がち?

『え、ほんと?』

蜂楽「ほんと!帰ってこなかったから来ちゃった♡」

やだぁ、好き。
思わず笑みがこぼれる。
...なんか蜂楽くん、私が笑ったらすごい楽しそうな顔するんだけど。

蜂楽「最初よりいっぱい笑ってくれて俺嬉しい!」

え、かわ...私のHPは0よ。
攻撃力半端ない。

あ、着いた

『蜂楽くん、ここだよ。入りまーす』

ウィーン

凪「あ!A!!!!」

御影「あ、凪っ、」

『わ、凪くん、く、くるし....』

私が部屋に入るなりなんなり、今まで御影くんにおんぶされてた凪くんが抱きついてきた。めっちゃ簡単に抱きつくやん!まさか私女だと思われてない....??

蜂楽「...スポドリ持ってきましたー。」

『蜂楽くん、なんかテンション低い...?((ボソ』

凪「蜂楽?誰。」

『え、あ、この子。一緒に運んでくれたの。』

凪「ふーん」

『いたた、凪くん、くるしいよぉ』

抱きつく力を強めてきた。骨折れる。ついでに心臓も止まる。

蜂楽「はいっ、どーぞ?」

凪「...」

わって入ってきたように蜂楽くんが凪くんにスポドリを渡す。
凪くん...無言で受け取るて。

『ん、じゃあ凪くん私行くね!他にも配らなきゃ!』

凪「俺も行きたい、」

剣城「?!?!」
一同「?!?!」

御影「........凪...?」

すごい驚いてるじゃん。なんかあった?

剣城「あの凪が、自分からついてくとは...奇想天外...使い方合ってる?御影。...御影?大丈夫か?顔がひきつってるぞ」

御影「...大丈夫じゃねぇ」

蜂楽「君、これから練習あるでしょー?だから、ねぇ?」

『わ、わ。』

蜂楽くんが私の腕を引っ張ってきた。痛い痛い。さっきからすごい痛い目にあってる気がする。

『じゃ、じゃね、凪くん!』

蜂楽くんが歩くのを止めないので引っ張られる形で部屋を出た。
...なんか拗ねちゃってるみたい...?
..........なんで?????

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作者名:みぃ | 作成日時:2022年12月1日 18時

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