『桜の森の満開の下』 七話 ページ8
芥川「おはよう、皆んな。」
A「おはようございます。芥川さん。」
一応挨拶しておいた方がいいもんね！
徳田「もう昼過ぎだぞ。」
…。これ、私にも言われてる気がするのは気のせい、かな…？そうだと思いたい。
芥川「僕が起きた時間が、僕にとっては朝なのさ。」
あぁ、そういう解釈があったか！
太宰「流石芥川先生！朝の新解釈、ですね！」
中原「ただの寝坊助の言い訳だろ。ﾀｸｯ…、芥川といい、望月といい、寝坊助さんばかりだな。」
なんか私の心にぐさっと刺さった気が…。
まぁ確かに？ここに来て一週間、早く起きた日は初潜書の日以来一度もないからね。
しょうがないか！(勝手に開き直る)
うん、そうだ、しょうがない！
島崎「ここであったが、というやつだね。」
芥川「あまり見たくない顔がいるね。」
島崎「今日こそ聞かせてもらおうか。芥川龍之介の、内面について。」
芥川「君にそんなことを話すつもりはない、何度言ったらわかるんだい？」
島崎「まぁいいさ。」
太宰「急にどうしたんだ？」
島崎「僕は嫌われてるようだから、退散するよ。」
芥川「昔からどうも、彼とはそりが合わなくてね。」
ネコ「話を続けるぞ。…侵蝕者に対抗するために文豪を転生させ、その魂の居場所として図書館を形成している理こそが、今言った、"アルケミスト"。」
あるけみすと…、あるけみすと…。
なんか眠くなる名前。
早口言葉チャレンジ連続三回！
…はい、やめましょう。
中原「アルケミスト、錬金術師かぁ…。小洒落た意味ありげな名前つけやがって。」
錬金術師って言うんだ…。
何やるんだろうね、錬金術師って。
太宰「アルケミストって、一体なんなんだ？」
ネコ「侵蝕者に対抗するための存在。それ以上の事は、言えにゃい。」
中原「んだよ結局わかんねーのかよ！」
芥川「しかし、わからなければ前に進めないというわけではない。僕は侵蝕者と戦う。それが自分のためでもあるからね。」
これが芥川さんの戦う理由、か。
私にもあるのかな…。
自分自身の戦う目的、そして意味が。
太宰「芥川先生…。」
そしてしばらくして各自自由行動になった。
私は本でも読もうと思い、中原さん、徳田さんと三人で図書館に残った。
芥川さんと太宰さんは二人で(芥川さんがどこかへ行ったのを太宰さんがついていく感じで)どこかへ行き、島崎さんはあれから来てないしで図書館に残ったのはこの三人という訳だった。
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ラッキー文アニキャラクター
坂口安吾
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朱(プロフ) - 鈴桜さん» 【桜の森の満開の下】編はどうでしたか？ご期待に添えなかったらすいません。次回からはガランと風景が変わってきますので、ご用心を…！(笑) (2020年9月13日 20時) (
レス) id: 1e939bb742 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 桜の木はこれで終わりやぁ……今度は、確か朔君の作品で室生先生が登場する！！ (2020年9月13日 17時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
朱(プロフ) - 鈴桜さん» いつもありがとうございます！すいません、色々と私の自己解釈と妄想が入っているので…。最終的には上手く持っていくつもりなので気になりながら見てもらえると嬉しいです！ (2020年9月13日 16時) (レス) id: 1e939bb742 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - な…な…まさか、あのシーンが桜の木にのってたの！ そして、あの場面前に木から飛び降りた！！ｳﾜ~~続きが凄く気になります…芥川先生達の顔も面白い (2020年9月9日 18時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
朱(プロフ) - 鈴桜さん» そうなんですよね。結局当たりプロマイド当たらなかった…。いつもいつも応援ありがとうございます！これからもより良い作品になるように頑張りますね！ (2020年9月8日 21時) (レス) id: 1e939bb742 (このIDを非表示/違反報告)
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