検索窓
今日:20 hit、昨日:21 hit、合計:5,050 hit

53.コミュ力お化け ページ4

黎弥side





騙されたAは案の定、メンバー全員居るなんて思ってなかった…と落胆してる



ほんとに大人数苦手なんだな…とAの顔を見つめてると、こっちに気づいたのか目があった


だけどすぐに逸らされたから、俺も逸らして知らないふりをした







ワイワイと飲んでいると、Aへのオファーの話になった。


すぐに承諾してくれたAに、メンバー全員驚く



絶対断られるだろうと思ってたからまさか受けてくれるなんて…

めちゃくちゃ嬉しかった




暫く飲んだあと、お先に失礼します と1人で帰ったA


夏輝くんが 送るよ なんて言ってたけど、タクシーで帰るから と断ってた。




なら、俺が送る と言えないこのギクシャクしたAとの関係にやるせない気持ちでいっぱいになった。





その日から数日後、全体での顔合わせの日。




一番最初にきた女性ダンサーさんは森美穂さんという世界さんの知り合いで、スタイル抜群で美人な方だった



それもめちゃくちゃ愛想も良くて、来たばかりなのに早くもメンバーと打ち解けてる様子






美「れいや…さん?ですよね!私、美穂っていいます!」




黎「あ、はい!今日からよろしくお願いします」




美「こちらこそよろしくお願いします!……そのリング!」



いきなり、彼女が俺の手を優しく握ってリングを指さした





黎「……へ?」




美「…あ!ごめんなさいこのブランド私もめちゃくちゃ好きで、つい手握っちゃいました、、」




不覚にも一瞬ドキッとしてしまったのは誰にも言えない



黎「あぁ、ううん。全然大丈夫」






ダンサー「おはようございます」



美「おはようございます!」





続々とほかのダンサーさん達も集まってきていて、美穂さんは次から次へと自分から声を掛けては皆と仲良くなっていた。



コミュ力お化けすぎるだろ、





「……おはようございます」

と最後の方に入ってきたA


その瞬間、会議室が一気にざわつき女性ダンサーさん達は目を見開いてヒソヒソ話している


会議の途中、一旦休憩の時に美穂さんがAに話しかけているのを見て、ここでもコミュニケーション力を発揮する美穂さんに関心した。



颯「Aさんにズカズカ行けるの中々やりますね。」


なんてこっそり俺に話しかけてきた颯太




こっちのコミュ力お化けが言ってるんだから、美穂さんは相当なんだろう…

54.隣の席→←52.喜べない



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
174人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まこ(プロフ) - あたさん» ほぼ半年間放置していてすみませんでした(T_T)頑張って更新していこうと思います!! (2月18日 19時) (レス) id: b045a16707 (このIDを非表示/違反報告)
あた(プロフ) - 更新ありがとうございます\(^o^)/最高な小説で楽しみです♪ (2月18日 9時) (レス) @page8 id: d79f1a599c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まここここ | 作成日時:2023年9月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。