52.喜べない ページ3
黎弥side
俺のしょーもない嫉妬でAと喧嘩したあの日から何日も経った。
早く謝ればいいものを、Aが夏輝くんを擁護するのが気に食わなくて、またそこにも嫉妬して結局謝れなかった
ある日、大樹くんの誘いでメンバー全員で飲むことになった
飲みながら話すのは、この前からオファーをかけてる女性ダンサーさん達のこと
世「めぐりんって人も中々やばいからね」
慧「確かに確かに」
なんて、女性ダンサーさんの名前が次々と出てくる
大「あともう1人かぁ…」
そう、頭を抱えるメンバーたち
まだ7人にしか声をかけてなく、あともう一枠空きがあるからだ。
大「いや、俺は声掛けたい人は居るのよ。ただ、引き受けてくれなさそうなんだよなー…」
澤「俺もいます。」
世「お、だれ？」
澤「Aです」
大「え！俺もAちゃん！」
突然、Aの名前が出てきてビクッと体が反応した
颯「いいじゃないですか！」
勇「とりあえず声掛けるだけ掛けてみません？」
大「そうだなー…マネージャーに相談して声掛けてもらうようにするか〜…」
なんて、めちゃくちゃ考えてる大樹くん
その気持ちはなんとなくわかる。
A、ツアーに帯同とかしたがりそうにないし、
慧「当たって砕けろですよ！」
夏「うるせえよ笑」
なんて夏喜が鋭いツッコミをする中、口を開いたのは夏輝くんだった
澤「あの〜〜」
颯「どうしたんですか笑」
澤「もうAだったら、直接聞いた方が早くないっすか？ここ呼びません？」
世「確かに、それいいじゃん。早く呼んで」
なんて世界さんまでちょー乗り気
まじで？今から呼ぶの？
どんな顔して会えばいいんだよ…
夏輝くんがAに連絡をとっている間、来ないで欲しい気持ちと会いたいという気持ちで頭はごちゃごちゃだった。
澤「あ、来るみたいっすよ」
その瞬間メンバー全員が一気に盛り上がって、ニヤニヤしだした男ども
世「まじで！？大人数で飲むの嫌いなAが大人になったんだな」
澤「いや、メンバー居るって言ってないんで」
大「え？それ大丈夫？Aちゃん怒んない？笑」
なんて心配してるようで高い声でイタズラそうに笑ってる大樹くん
どいつもこいつも嬉しそうな顔しやがって
あの夏喜でさえ、Aが来ると聞いて笑顔が増えた
そんな中、気づけばまた嫉妬してAが来る事を素直に喜べなかった
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まこ(プロフ) - あたさん» ほぼ半年間放置していてすみませんでした(T_T)頑張って更新していこうと思います！！ (2月18日 19時) (
レス) id: b045a16707 (このIDを非表示/違反報告)
あた(プロフ) - 更新ありがとうございます＼(^o^)／最高な小説で楽しみです♪ (2月18日 9時) (レス) @page8 id: d79f1a599c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まここここ | 作成日時：2023年9月26日 0時
